「南極料理人」堺雅人さん他個性的キャスト勢揃いの大ヒット作!あらすじ・キャスト・感想

映画

「南極料理人」ってどんな映画?

「南極料理人」という映画をご存じでしょうか?西村淳の著書『面白南極料理人』と『面白南極料理人 笑う食卓』を原作として2009年に公開された作品です。南極地域観測隊の厨房担当として海上保安庁から1年間南極に赴任することになった主人公と、共に南極での生活を共にする個性的な面々とのやり取りを、面白おかしく仕上げてくれる心温まる作品です。主人公の西村役に半沢直樹で第ブレイクした堺雅人さん、他隊員役にも生瀬勝久さんや、きたろうさん、隊のドクター役に豊原功補さんなど個性的過ぎる面々が脇を固めます。

そしてなによりこの作品を引き立たせてくれるのは、次々と出てくる美味しそうな料理です!「かもめ食堂」や「深夜食堂」でお馴染みも大人気フードスタイリストの飯島奈美さんが担当し作品を盛り上げてくれます。それでは早速ご紹介していきましょう!

 

「南極料理人」のあらすじ

海上保安庁の巡視船の厨房に勤務するスズキ(宇梶剛士)は、子供の頃から憧れ続けていた南極地域観測隊の厨房担当として、南極に赴任することが決まり喜びを隠しきれなかった。しかし不慮の事故で怪我を負ってしまい、代わりに同僚の主任士 西村淳(堺雅人)が、船長からの命令で、家族へ相談したいという西村の意見は流され、ほぼ強制的に南極に赴任することになった。

1997年に第38次南極地域観測隊として派遣されたのは、厨房担当の西村の他に、隊長で気象学者の金田(きたろう)、雪氷学者の本山(生瀬勝久)、雪氷学者助手の川村(高良健吾)、大気学者の平林(小浜雅寛)、車両担当の御子(古舘寛治)、医師の福田(豊原功補)、通信担当の西平(黒田大輔)の8名が南極大陸の「ドームふじ基地」に派遣されることとなった。ドームふじ基地は、ペンギンやアザラシなどの南極をイメージさせる動物どころか、年間の平均気温はマイナス54度以下というウィルスさえもいない壮絶な環境だったため、隊員は水さえも貴重な資源として雪を溶かし自分たちで作りだし、8人が不便を強いられる中での共同生活を送らざるをえなかった。そんな中での西村が作る三食の食事は、隊員たちのストレスを緩和させるための重要な任務だった。

備蓄用として大量に持ち込んだ食材は、凍ってしまっては使えない生野菜や、蒟蒻などは持ち込めないが、冷凍出来る物や、缶詰、インスタントラーメンなどは持ち込めたので、西村は隊員たちを楽しまるため、日々工夫をして毎食8人分の食事をやりくりしていかなければならなかった。熱々のご飯に鮭やイクラ、梅干しなどの具が入ったおにぎりに、これまた熱々の豚汁、時にはカニや、伊勢海老を使った海老フライ、本山の誕生日には固まり肉を豪快に焼いた厚切りステーキなど、西村の作る料理はとにかくどれも美味しそうで隊員たちを楽しませてくれました。

隊員たちは共に野球や卓球をしたり、マイナス70度を記念して全員でパンツ1丁になって外で記念写真を撮るなど、親睦を深めていたが、そんな中でも長く不便な共同生活が続くと、隊員たちもそれぞれストレスや不満が溜まり、いざこざが出始めるようになってくる。しかし逃げ場のない壮絶な環境の中で、自分たちで乗り切るしかない隊員たちは日々小さな楽しみを見付け、西村の美味しい料理に癒されながら帰国の日を待ち望み任務に励みます。

「南極料理人」のキャスト

西村淳(堺雅人)

海上保安庁から出向し、厨房担当として赴任する。同僚のスズキが南極行きが決まった矢先にバイク事故で怪我を負った為、上司の命令によりほぼ強制的に出向させられる。

本山秀行(生瀬勝久)

国立極地研究所から派遣された雪氷観測担当で氷床コアの採取を行うのが任務。45歳の誕生日を南極で迎えたが、西村はケーキと固まり肉のステーキを用意し、他の隊員たちも全員で誕生日をお祝いするが、衛星電話で自宅に電話を掛けると、妻からは通話を拒否される。

金田浩(きたろう)

気象学者として赴任。大のインスタントラーメン好きで、毎日夜中にこっそり食べていたが、南極は沸点が85度と低いため、乾麺は芯が残り上手く作ることができないと悩んでいる。ついにラーメンの在庫が底をつき、眠れなくなるほどショックを受ける。

川村泰士(高良健吾)

雪氷観測担当サポート隊員として赴任した大学院生。日本に残してきた彼女と1分740円の衛星電話を楽しみにしていたが、彼女の方に好きな人が出来てフラれてしまう。その後は衛星電話のオペレーターをしている「清水さん」を声だけで好きになってしまう。

御子柴健(古舘寛治)

通称「主任」自動車メーカーから派遣された車両担当。普段は基地の外の雪上車にこもっていて、漫画を読んでいる。挨拶が出来ず、自分勝手で、ウィルスがいない南極で風邪だと仮病を使いサボっていた為、平林の怒りを買い追いかけまわされる。

西平亮(黒田大輔)

通称「盆ちゃん」。通信社から派遣された通信担当。広島カープのファン。それぞれがストレスが溜まりだした頃、厨房に忍び込んでバターをかじっているところを、西村に見つかった。

平林雅彦(小浜正寛)

国立極地研究所から派遣された大気学者。やる気を無くし働こうとしない「主任」に対しての不満が溜まり、シャワーを浴びていた主任を追いかけまわし大騒ぎになる。

福田正志(豊原功補)

北海道の私立病院から派遣された医師。西村の料理を手伝ったり、夜には医務室をバーとしてカクテルなどを提供する。あと2~3年は南極にいても良いと話すほど、家庭で居場所が無いらしい。毎日外を自転車で走るのが日課。

スズキ(宇梶剛士)

子供の頃から憧れていた南極地域観測隊に厨房担当として赴任することが決まった矢先に、不慮のバイク事故で怪我を負ってしまい、南極行きを断念する。

「南極料理人」のまとめ・感想

個性的過ぎるキャストの方々勢揃いで、時々クスッと笑ってしまうような温かい気持ちになれる作品です。作品を盛り上げる飯島奈美さん監修の料理はどれも本当に美味しそうで、作品を盛り上げてくれ、食の大切さを教えてくれる本当にオススメの作品です!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました