ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第11話の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想

海外ドラマ

ブレイキング・バッド」は、アメリカの犯罪ドラマです。

余命わずかの化学教師が、違法薬物製造に手を染め、悪に堕ちていく姿を描きます。

エミー賞、ゴールデングローブ賞などを獲得した大人気作です。

 

この記事では、「ブレイキング・バッド」シーズン2 第11話「混沌の渦」の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想をご紹介しています。

 

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ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第10話の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想
「ブレイキング・バッド」は、アメリカの犯罪ドラマです。余命わずかの化学教師が、違法薬物製造に手を染め、悪に堕ちていく姿を描きます。エミー賞、ゴールデングローブ賞などを獲得した大人気作です。 この記事では、「ブレイキング・バッド」シ...

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」の概要

「ブレイキング・バッド」は、アメリカの大人気テレビドラマ。

ストーリーは、「末期がんを宣告された真面目な化学教師が、家族に財産を残すために違法薬物を製造し、成り上がっていく」というものです。

ケーブルチャンネルAMCで、2008年から2013年まで放映されました。

 

「ブレイキング・バッド」は、視聴者と批評家の双方からたいへんな好評を得ました。

視聴者数は、第1シーズン第1話が140万人。第5シーズンでは、全話を200万人以上が視聴しました。最終回の第62話では、1028万人もの人々が視聴しています。

「ブレイキング・バット」の受賞歴

「ブレイキング・バッド」は様々な賞を受賞しています。

エミー賞、ゴールデングローブ賞、テレビ批評家協会賞、批評家協会テレビ省、全米監督協会賞、全米脚本家協会賞などを獲得しました。

エミー賞

  • 作品賞(ドラマ部門)…2013、2014
  • 主演男優賞(ドラマ部門)…2008、2009、2010、2014(※すべてブライアン・クランストが受賞)
  • 助演男優賞(ドラマ部門)…2010、2012、2014(※すべてアーロン・ポールが受賞)
  • 助演女優賞(ドラマ部門)…2013、2014(※すべてアンナ・ガンが受賞)

ゴールデングローブ賞

  • 作品賞(テレビ・ドラマ部門)…2014
  • 主演男優賞(テレビ・ドラマ部門)…2014(※ブライアン・クランストンが受賞)

ドラマ「ブレイキング・バッド」の関連作品、スピンオフ

 

スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」

「ベター・コール・ソウル」は、「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。

主人公は、「ブレイキング・バッド」の第2シーズンで初登場する弁護士ソウル・グッドマン。彼が、悪者になってしまった理由が描かれます。

 

初回放送は、2015年。2020年12月現在は、第5シーズン第50話まで放映されています。

エミー賞にもノミネートされました。

映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」

「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」では、「ブレイキング・バッド」のエピローグが描かれます。

主人公は、ジェシー・ピンクマンです。

 

アメリカで3日間だけ劇場公開されました。

Netflixで配信中。

Netflix配信「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」

Netflixでは、「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」を配信しています。

主演のアーロン・ポールや監督のヴィンス・ギリガンなどが、舞台裏を語ります。

特別映像もあります。

全13分。

「ブレイキング・バッド(breaking bad)」の意味

この作品のタイトルには、「break bad」という言葉が使われています。

「break」も「bad」も簡単な単語ですが、「break bad」となると、意味がよく分からないという人も少なくないのではないでしょうか。

それもそのはず、「break bad」は、実はアメリカ南部の方言。アメリカ人のなかでも、この言葉は広く知られている訳ではないのだそうです。

 

break bad」の意味には、「しきたりに歯向かう」「権力に反抗する」「犯罪をおかす」「大騒ぎをする」「脅威を与える」「攻撃的になる」などがあります。

タイトルを考えた製作総指揮のヴィンス・ギリガンは、「break bad」は「raise hell」だと説明しています。

「raise hell」には、「バカ騒ぎをする」という意味があります。

ドラマ「ブレイキング・バッド」のキャスト紹介

ウォルター・ホワイト/演ブライアン・クランストン

主人公。

高校の化学教師。真面目な性格。

 

演:ブライアン・クランストン

アメリカの俳優、声優。

出演作は、「マルコム in the Middle(天才少年 マルコム奮闘記」など。

「ブレイキング・バッド」での演技が高く評価され、エミー賞主演男優賞などを受賞した。

ジェシー・ピンクマン/演アーロン・ポール

ウォルターの元教え子。

ウォルターとドラッグビジネスでパートナーを組んでいる。

 

演:アーロン・ポール

アメリカの俳優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演男優賞を受賞した。

スカイラー・ホワイト/演アンナ・ガン

ウォルターの妻。

女の子を妊娠中。

 

演:アンナ・ガン

アメリカの女優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演女優賞を受賞した。

ウォルター・”フリン”・ホワイト・Jr./演 RJ・ミッテ

ウォルターJr。時々「フリン」とも呼ばれる。

ウォルターとスカイラーの息子。

高校生で、障がいを持っている。

 

演 :RJ・ミッテ

アメリカの俳優。

脳性麻痺を抱えている。

ハンク・シュレイダー/演ディーン・ノリス

主人公ウォルターの義弟(※主人公ウォルターの妻の妹の夫にあたる)。

麻薬取締局(DEA)に勤めている。

 

演:ディーン・ノリス

アメリカの俳優。

「アンダー・ザ・ドーム(スティーヴン・キング原作)」などに出演。

ジェーン・マーゴリス/演クリステン・リッター

ジェシーの想い人。

ジェシーが借りている家で、管理人をしている。

 

演:クリステン・リッター

ドラマ「23号室の小悪魔」(2012~2013年)、netflixオリジナルドラマ「(マーベル)ジェシカ・ジョーンズ」(2015~2019)で主演を務めた。

ソウル・グッドマン/演ボブ・オデンカーク

軽くて胡散くさい弁護士。

 

演:ボブ・オデンカーク

コメディアン、放送作家、俳優。

「ブレイキング・バッド」のスピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」では、このグッドマン役で主演を務めている。

グスタボ・”ガス”・フリング/演ジャンカルロ・エスポジート

ファーストフード店「ロス・ポジョス・エルマノス」のオーナー。
裏では、違法薬物販売を取り仕切っている。

 

演:ジャンカルロ・エスポジート

アメリカの俳優。

「レボリューション」「マンダロリアン」などに出演。

2012年には、「ブレイキング・バッド」のガス役でエミー賞にノミネートされた。

ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第11話のあらすじ、ネタバレ

コンボが、少年に銃で撃たれて、死ぬ。

 

  • 病院

ウォルターは、化学療法が成功したことにより、手術ができる状態になった。

手術費用は17万ドルから20万ドルであるが、ウォルターは手術を受ける決断をする。

 

  • 教室

ウォルターは、教室の天井裏から携帯電話を取り出す。

ジェシーに電話をする。

ジェシーは、コンボが死んだことを伝えた。

 

  • ジェシーの住む貸家

スキニーピートは、仲間のコンボが死んだことから、売人をやめるとジェシーに伝える。

 

  • ソウル・グッドマン法律事務所

ウォルター、ジェシー、グッドマンが集まっている。

ウォルターは、売人をする仲間がいなくなったとグッドマンに告げる。

グッドマンは、販売を担当できる人物を紹介すると答えた。

 

  • ジェシーの住む貸家

ジェシーとジェーンがテレビを観ている。

ジェシーは、「売人の仲間が殺された。クリスタル(薬物)をやりたいから、今日は帰ってくれ。きみは薬物から更生している最中だろ」とジェーンに言う。

そんなジェシーに、ジェーンは、「一緒に更生の集会に来ない?あるいはどこかに出かけない?クスリじゃダメ」と返す。

ジェシーは、「そんなこと、君にとやかく言われたくない。君はもう帰ってくれ」と答えた。

 

  • ロス・ポジョス・エルマノス(ファーストフード店)

ウォルターがファーストフード店を訪れる。

グッドマンによれば、ここで紹介した人物に会えるとのこと。

 

少ししてジェシーも入ってくる。

 

  • 病院

医師がスカイラーの赤ちゃんを超音波の映像で確認している。

そこへウォルターが来る。

 

スカイラーは、前回の出産がタフだったことから、帝王切開を医師に頼んだ。

 

  • 病院の外

スカイラーは、ウォルターに、これから会社へ出社することを伝える。

テッドの誕生日なので、ケーキをとりに行くのだという。

 

  • ジェシーの住む貸家

ジェシーが家に帰ってくる。

ジェーンがベッドで寝ている。

ジェシーは、どこかへ出かけようとジェーンを誘う。

 

  • スカイラーの働く会社

社長のテッドのために、小さな誕生日パーティが開かれる。

スカイラーは、「ハッピーバースデー、Mr.プレジデント」と歌った。周りにはやし立てられ、断れなかったのだ。

 

  • 教室

ウォルターは、グッドマンと通話をしている。

「約束の場所で2時間待ったが、相手は現れなかった」と話すウォルター。

グッドマンは、「先方はそこに居たそうだ。そして、取引しないと答えが返ってきている」と伝える。

 

  • ロス・ポジョス・エルマノス(ファーストフード店)

ウォルターは、再び約束の場所を訪れる。

ウォルターは、気になったひとりの店員に話しかける。

店員は、やがてグッドマンに紹介された男だったと判明する。

 

  • スカイラーの働く会社

スカイラーは、帳簿上に不審な点を発見する。

スカイラーは、社長のテッドに報告する。

テッドは、会社を救うためだったと説明する。

 

  • ジェシーの住む貸家

ジェシーは気持ちが落ち込んでいるようだ。

スキニーピートから留守電が入る。彼は、コンボの葬式の様子を伝えた。

 

ジェーンが入ってくる。

ジェーンは、クスリの道具を持ってきた。

彼女は、「私もすぐに行く」と言って、ジェシーにメス(薬物)を打った。

 

  • スカイラーの働く会社

テッドは、スカイラーの姿を眺めている。

 

  • 教室

テストの最中、天井裏の携帯電話が振動する。

ウォルターは、教室に人がいなくなるのを待ち、携帯電話を確認する。

画面には、「ポジョス」の名が表示されていた。

 

  • ロス・ポジョス・エルマノス(ファーストフード店)

ウォルターは、ファーストフード店を訪れる。

先日会った男は、不在だった。

ウォルターは、店員に彼について聞いてみた。彼はグスタボ・ガスという名前で、ここのオーナーだということだった。

 

ウォルターが帰ろうとすると、見知らぬ男が話しかけてきた。

男は、「38ポンド120万ドル。場所はルート25。13番出口から南へ3キロ。1時間後」とだけ言って去った。

 

ウォルターは、ジェシーに電話をかけ、すぐに車に乗った。

 

  • スカイラーの働く会社

スカイラーは、産気づく。

 

  • ジェシーの住む貸家

ウォルターは、ジェシーの家を訪れる。

そこに、スカイラーから電話が来る。

電話には出ずにジェシーを呼ぶ。

ジェシーはなかなか出てこない。

ウォルターは、ドアを破壊する。

 

ウォルターが部屋に入ると、ジェシーはジェーンとベッドで寝ていた。

ウォルターは、まどろんでいるジェシーの顔に水をかけ、メスの隠し場所を聞く。

ジェシーは、「シンクの下」と答えた。

ウォルターは、キッチンへ向かい、メスを見つけ出す。

 

ウォルターは、スカイラーからの着信に気付き、メッセージを見る。

メッセージには、「もうすぐ産まれるわ」とあった。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第11話の感想

※ネタバレあり

 

ジェーンは違法薬物から更生している最中だったのですが、今回薬物を使ってしまいました。

使った理由は、ジェシーかなと思います。

 

友人のコンボを失ったジェシーが落ち込んでいるとき、ジェシーは「仲間が死んだ。今からクスリをやりたい。帰ってくれ」と言いました。

これは、ジェーンからしたら悲しかったんじゃないかなと思います。

好きな人が苦しんでいる時に、「お前は要らない」というようなことを言われたら、ショックだろうと思います。

ジェーンは、薬物を使うことで、ジェシーに近づこうとしたのではないでしょうか。ジェシーの大切な存在になりたかったんだろうなと思いました。

 

そしてそれが、今後の辛い展開につながってもいるのかなと思うと、本当に悲しいです。

 

実際のところはどうだったのか分からないですが、そんなことを想像した第11話でした。

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