上昇志向の強い弁護士の元妻に離婚を通告された夫は、元妻がセレブのような生活をする一方で、全てを犠牲にして娘と何でも話せる関係を築いてきました。しかしある事件をきっかけに、あらゆるところから秘密が少しづつ見えてくるのです。
秘密が秘密を生み、人間関係が変化していく本格サスペンスドラマ。
『10の秘密』【第5話 逆襲せよ…狙うは元妻の三億円】のあらすじ・キャスト・感想をまとめてみました。
(トップ画像公式ページより)
目次
『10の秘密』前回までのお話
放送期間:2020年1月14日~3月17日 《全10話》 【火曜21時枠】
視聴率:5.4%
放送時間:45分
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『10の秘密』【第5話 逆襲せよ…狙うは元妻の三億円】あらすじ(ネタバレ)
ずっと秘密にしてきた事実が、真実だとは限らない
帝東建設に不正データを買い取るよう3千万円を要求した圭太は、宇都宮の口からなんと同じデータを、由貴子が3億円ですでに売りに来たことを知らされます。
さらに詳細が書かれた手帳も、同じく3億で売りつけようとしているというのです。由貴子は手帳と引き換えにもう3億を受け取りました。
しかしお金を手に入れた由貴子が車で帰る途中、何者にかに襲われ丸ごと奪われてしまいます。しかもその犯人は圭太だったのです。由貴子は圭太からお金を取り返すために、手段を選ばず回収に目の色を変えるのでした。
一方家を飛び出し祖母の純子のところでしばらく暮らすことにした瞳は、翼と頻繁に連絡をとり、休みの日にも会うようになっていました。それを純子から聞いた圭太は、火事のあと被害者のお葬式にこっそり行った時に見た、ひとりの少年のことを思い出します。
火事で自分が誰かを殺してしまっているのではないかと不安に思う瞳は、翼の調べた当時の火事の記事により、いろんなことを知っていきます。
瞳と翼が会っているところを見つけた圭太は、翼とふたりで話をし翼がその時の少年で、亡くなったのは翼の母親だということがわかりました。
毎月匿名で送られてくる現金を不思議に思っていた翼は、その主を見つけようと調べ圭太にたどり着き、娘の瞳に当時の詳細を聞き出していたのです。
翼は母親が何者かに殺され、その犯人はあんただと叫び、圭太にナイフを突きつけるのでした。
『10の秘密』【第5話 逆襲せよ…狙うは元妻の三億円】キャスト紹介
《キャスト》向井理 【白河圭太役】
《キャスト》仲間由紀恵 【仙台由貴子役】
《キャスト》山田杏奈 【白河瞳役】
《キャスト》仲里依紗 【石川菜七子役】
《キャスト》松村北斗 【伊達翼役】
《キャスト》遠藤雄弥 【二本松謙一役】
《キャスト》佐野史郎 【長沼豊役】
《キャスト》渡部篤郎 【宇都宮竜二役】
《キャスト》名取裕子 【白河純子役】
『10の秘密』【第5話 逆襲せよ…狙うは元妻の三億円】感想・評価
由貴子の正体がわかりスカッとした回でした。とても面白かったですし、これまでの人間関係が大きく変わる内容でしたが、視聴率が低かったのは残念でした。この第5話はお話の中で転機となる回だと思います。
また由貴子の打算的で冷酷な本性は、そう見えない見た目だからこそ、真実味がありました。作られた非現実的なキャラクターではなく、現実にいそうな人物に作り上げていた仲間さんの演技力と説得力には、実力を感じました。有機質な悪女も面白いですね。
誠実さだけではなく、由貴子の領域にまで足を踏み入れた圭太は、それでも自分ではなく娘のためのことであり、おびえながらも突き進んでいく姿は、とてもかっこよかったです。まさにスーパーパパと言えるのではないでしょうか。
6億円で由貴子は何をしようとしているのか。人生をやり直すと彼女は言っていますが、お金を追ううちに、一人の女というだけで、母であることも妻であることもどこかに忘れてきてっしまったのだと思います。逆にそうしなければ、大金は手に入らなかったのでしょう。人を見返すにはお金がかかると言う由貴子の今後の動きが楽しみです。
翼もいよいよ正体を現しましたね。娘と父が早く分かり合える日が待ち遠しいです。
『10の秘密』【第5話 逆襲せよ…狙うは元妻の三億円】まとめ
由貴子の価値観が露骨に見え、本性が明らかになった回でした。果たしてどんな手段を使ってくるのか気になりますね。
翼は圭太を刺してしまったのか、ハラハラしたところで終わってしまいました。翼の物語もこのあと楽しみです。
それでは第6話でお会いしましょう。
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