人気作家でもある朝井リョウさんの直木賞受賞作が映画化されました!
就職活動を通してみえてくる、人間の本質”リアル”が描写された作品となっています。
自分は「何者」で、いったい「何者」になりたいんだろうかを考えさせられます。
目次
「何者」のあらすじ
物語の主人公は大学生の二宮拓人。
友人である光太郎の引退ライブに呼ばれ参加するが、拓人の本当の目的は想いを寄せる
瑞月に会うためだった。
歓声が響き渡るスタジオで、拓人は1人、瑞月のことを想いながら光太郎の曲を聴いていました。
すると「拓人くん?」と女の人の声が聞こえ、我に返ると、目の前にはずっと拓人が想っていた人、瑞月の姿があります。
2人は飲み物を片手に世間話をはじめ、お互いの近況やこれから始まる就活のことなどを話しました。
話がひと段落し、光太郎の曲に聞き入る2人。
そんな中、拓人はふと瑞月の方へ目を向けると、瑞月は何かを想うように光太郎の姿を見つめているのです。
引退ライブ後に、拓人と光太郎は就職活動について話し始めます。
慎重な性格で用意周到な拓人に向かって光太郎は、「就活のこといろいろ教えてね~」と
半ばだるそうな感じで話します。
そんな話をしていると、拓人の携帯に瑞月から電話がかかってきます。
電話に出ると突然、拓人の部屋に瑞月が訪ねてきて驚く拓人。
実は、瑞月の留学時代の友人が拓人と同じアパートに住んでいて、
そこから来たのだと話す瑞月。
この出来事がきっかけで、拓人と光太郎は、瑞月の友人である理香の部屋にお邪魔させてもらうことになります。
理香の部屋にはパソコンもプリンターも揃っており、就職活動をするのに最適の環境だった為、
理香が「ここの部屋、就活対策本部にしようよ!」と言い出し、拓人、瑞月、光太郎の
みんなが賛成し本格的に”就職活動”がスタートするのです。
自分が何者なのかを考え、内定をもらうためにはどうしたらいいのか思い悩む彼らは、
SNSで自分の気持ちを発信するも、気が付くと互いに攻撃し合う関係になっていってしまい…
「何者」のみどころ
誰でも共感できるストーリーなところにぜひ注目してほしいです!
スーツを着て、就職活動をした人ならば誰でも共感できる点が多く詰まっている作品だと思います。
自分をアピールするためには、自分のことをわかっていないといけなくて、でも頑張っても頑張っても報われないときは報われないという…
そんな時に何でもうまくいっている人を見ると、なんだかいやな気持ちになってしまい、傷つけてしまうという、人間のリアルな描写が入っているのでその点に注目してほしいです!
「何者」キャスト紹介
二宮拓人:佐藤健
年齢:31歳
出身地:埼玉県
事務所:アミューズ
田名部瑞月:有村架純
年齢:27歳
出身地:兵庫県
事務所:フラーム
小早川理香:二階堂ふみ
年齢:26歳
出身地:沖縄県
事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
神谷光太郎:菅田将暉
年齢:27歳
出身地:大阪府
事務所:トップコート
宮本隆良:岡田将生
年齢:31歳
出身地:東京都
事務所:スターダストプロモーション
サワ先輩:山田孝之
年齢:36歳
出身地:沖縄県
事務所:スターダストプロモーション
「何者」感想
私自身が就職活動をしているときに見たので、共感する部分が多く、とっても面白かったです。
本当に人間のリアルな部分が、劇中に何度も出てきて、「自分ももしかしたらこうゆう行動しているのかな」、「他人から見たら自分はこう見えているのかな」、と自分と照らし合わせながら観てしまいました。
「就職活動をこれからする」という方や、「大学時代に就職活動を頑張った」という方にはぜひ観てほしい映画です!
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