この記事では、米人気コメディドラマ「フレンズ」第8話のあらすじ、ネタバレ、キャスト、見どころ、感想、評価を紹介しています。
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米ドラマ「フレンズ」【第8話】のあらすじ(ネタバレ)
モニカが部屋にいると、祖母が危ないという電話が入ります。
急いで病院へ向かったモニカ。
そこには、母親と父親がすでに来ていました。
母親のジュディは、こんな時だというのに、髪型が変だとモニカに文句をつけます。
モニカの母親は、兄のロスには甘いのに、モニカには厳しいのです。
残念ながら、祖母は亡くなってしまい、葬式の日が来ました。
母親は、モニカは耳の形が変だから髪はアップにするなと言ってきます。
イライラするモニカ。
一方、ロスは天気の話をしているうちに、間違って墓場の穴に落っこちてしまいます。
皆で家に戻り、体の痛むロスは母親からもらった薬を飲みました。
ロスは、その薬を飲んですっかり酔っぱらいのようになってしまいます。
フラフラしながら、友人たちに「愛している」と言って回るロス。
最後にはレイチェルの隣に座り、「一番愛している」と話します。
それに対し、「私もよ」と冗談で返すレイチェル。
モニカと母親は、一緒に祖母の思い出に浸っていました。
モニカの母親は、「祖母は小言の多い人だった。いつも事あるごとに私にケチをつけてきた」と話します。
モニカは、「もしおばあちゃんが生きていたら、抗議する?」と尋ねます。
いつもモニカに小言を言っている母親は、モニカに抗議されている気持ちになったのか、ちょっと間をおいて「いいえ」と答えました。
「ワインを飲む?」と聞く母親。
母親がモニカの髪に触れると、イヤリングが見えました。
ふと手を止める母親。
母親は、「このイヤリング、あなたにとっても似合っているわ」と言いました。
そのイヤリングは、祖母から母親、母親からモニカへと伝えられたものなのでした。
2人はそこで笑い合いました。
後日。
いつものメンバー6人が、喫茶店でモニカの親族の写真を見ています。
そこに、一枚の写真がありました。
「私と仲間たち」と題された祖母の写真です。
1939年に撮られた、祖母が若い頃の写真でした。
写真の中の祖母たちは、とても仲が良さそうです。
6人は、しばしその写真を眺めました。
米ドラマ「フレンズ」【第8話】のキャスト紹介
レイチェル(演ジェニファー・アニストン )★主要キャスト
本作のヒロイン的存在。
裕福な家のお嬢様。ルックスが良く、学生時代からモテモテ。
☆キャスト…ジェニファー・アニストン
ジェニファー・アニストンは、この作品でブレイクしました。
レイチェル役にて、2002年にはエミー賞(主演女優賞。コメディ部門)、2003年にはゴールデングローブ賞(女優賞。テレビシリーズ、ミュージカルコメディ部門)を獲得しています。
プライベートでは、この作品の放映中にブラッド・ピットと交際し、結婚しました(※2005年に離婚)。
モニカ(演コートニー・コックス) ★主要キャスト
レイチェルの親友。
世間知らずのレイチェルとは違ってしっかり者。シェフ。
☆キャスト…コートニー・コックス
「ファミリータイズ」「スクリーム」「クーガータウン」などに出ている美人女優。
フィービー(演リサ・クドロー) ★主要キャスト
モニカの親友。ちょっと変わったヒッピー風の女性。
ホームレスになったことがあるなど、波乱万丈な過去を持っています。
☆キャスト…リサ・クドロー
アメリカの女優。
1998年にフィービー役でエミー賞助演女優賞(コメディ・シリーズ部門)を受賞しています。
本作以外にも、「ロミーとミッシェルの場合」など多数の作品に出演しています。
ロス(演デヴィッド・シュワイマー)★主要キャスト
恐竜学者。垢抜けないが、優しい青年。モニカは妹。
妻がレズビアンに目覚めたため離婚することに。
レイチェルに恋をしています。
☆キャスト…デヴィッド・シュワイマー
デヴィッドは、登場人物ロスと同じくユダヤ系の俳優。
「フレンズ」では演出も行っていました。
監督業やプロデューサー業にも進出しています。
チャンドラー(演マシュー・ペリー) ★主要キャスト
モニカの部屋の向かいにジョーイと住んでいます。
格好悪いわけではないのに、なぜかモテません。いつもジョークを飛ばしています。
☆キャスト…マシュー・ペリー
アメリカの俳優。この作品で有名になりました。
近頃では、「セブンティーン・アゲイン」にも出演しています。
ジョーイ(演マット・ルブランク) ★主要キャスト
俳優の卵。チャンドラーのイケメンルームメイト。
女好きのおバカキャラですが、温かい心の持ち主です。
☆キャスト…マット・ルブランク
マットは、「フレンズ」のスピンオフ作品である「ジョーイ」にも主役として出演しています。
近頃では、「マット・ルブランの元気か〜い?ハリウッド!」に主演し、ゴールデングローブ賞テレビシリーズ主演男優賞を獲得(ミュージカル・コメディ部門)しました。
ロスとモニカの母親(演クリスティーナ・ピクルス)
名前はジュディ・ゲラー。
ロスのことは王子様扱いするが、モニカに対しては口うるさい。
夫婦仲は良い。
ロスとモニカの父親(演エリオット・グールド)
名前はジャック・ゲラー。
ロスとモニカの大らかな父親。
夫婦仲は良い。
米ドラマ「フレンズ」【第7話】の見どころ・感想・評価
モニカと母親の絆
モニカは、母親とイマイチうまくいっていません。
母親は、何かにつけてモニカに小言を言ってくるのです。その様子は、第2話でも詳しく描かれています。第2話では、料理や掃除、仕事、結婚についてケチをつけていました。
第8話でも、髪型や肌の調子に文句をつけています。
今回は、そんな母親との確執に進展がありました。
まず、母親がそんなことをしてしまう原因が語られます。どうやら母親は、祖母から同じようなことをされていたため、娘に小言を言ってしまうようです。
モニカは、「事あるごとにケチをつけられると辛い」と抗議をします。
母親は、それを軽く受け流します。
しかし、娘の耳にイヤリングが付けられているのに気付いて、その態度を変えます。イヤリングは、祖母、母親、娘と受け継がれたものなのです。
母親は「そのイヤリング、とても似合っているわ」と褒め、母娘はしばし仲直りをしたのでした。
祖母の写真
もう1つ印象的だったのは、モニカの祖母が「私と仲間たち」と題していた写真です。
その写真には、若い頃の祖母とその仲間たちが映っています。
この写真は、モニカたち6人のことを想起させるような気がします。
そして、ドラマを観ている視聴者にもいろいろなことを思わせるのではないでしょうか。
「フレンズ」は、1994年から2004年に放映されたものなので、今はキャストもだいぶ年をとりました。主要キャストは今50代くらいでしょうか。
いずれ、モニカの祖母の年代になっていくことでしょう。
そして、視聴者の私たちも、同じように年をとっていきます。
その一方で、新しい世代がどんどん生まれて、育っていきます。
前の世代は年をとりますが、新しい世代が、前の世代と同じように若い青春時代を送ります。
そして、いずれその新しい世代も年をとって…。
こんな風に、人類は世代交代を繰り返してきたのだなあと感じます。
私の中では、感慨深いシーンとなっています。
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