目次
「バードボックス」あらすじ
このハラハラドキドキを皆さんに味わってもらいたい!そんな映画です。
最初のシーンからすぐに異世界な雰囲気に包まれていきます。
主人公の母親であるマロリーが幼い子どもたちに強い口調で言い聞かせながら目隠しをしてボートに乗り込むそんなシーンです。
時を遡ること数年前、マロリーが産婦人科へ行ったときのことです。
病院内からして異様な雰囲気に包まれており、みんな自分で命を絶とうとするシーンを何度も見かけたのです。
外に出てみても状況は一変して、突然世の中が変わり果てた姿になっていたのです。
ロシアにて謎に集団自殺が流行してなにが原因なのか分からず不安が世界中に広がっていたときのことでした。
道では自殺を試みる人たちばかりでまともな人間を見つけることが困難なほどパニック状態でした。
どうにかこの状況から脱出しようとある近くにあった家へ入れてもらうように頼みに行きます。
そこにはすでに何人かが一緒に集まっていてみんなの話を聞くと、外の光を見てしまうとあの異様な人間になってしまうとのことでした。
なのでこの家も外の光はシャットアウトされていました。
この家に集合した人たちはみんなまだ異常な状態にはなっていませんでした。
外は異世界が広がっているため外に出て必要な買い物をするにも命がけです。
一日にしてこの変貌した世の中をこの生き残った人たちはどう生き抜いていくのでしょうか。
そしてこんな世界から抜け出すことができるのでしょうか。
「バードボックス」キャスト紹介
サンドラ・ブロック(マロリー役)
1964年7月26日
アメリカ合衆国の女優であり映画のプロデューサーも行う
この映画では二人の子どもを育てる母親役を演じる
トレヴァンテ・ローズ(トム)
1990年2月10日
アメリカが周国の俳優で元陸上競技選手
この映画ではマロニーを支えるトムを演じる
「バードボックス」感想
私自身ホラー映画というジャンルの作品に対して苦手意識があるのですがこちらの作品はそんな私でも最後まで夢中になって見終えることができた作品です。
ただずっとハラハラドキドキは止まらないスリルは満点に味わうことができます。
助かった人たちとの共同生活は生き地獄なのではないかと思ってしまうほどの緊張感がありました。
特に新しく扉を叩いてきた子どもを身ごもっている女性が本当にこちら側の人間であるのかもしくはすでになにかに感染してあちら側の人間なのか判断するシーンは同じ様にどうしたらいいのだろうかと考えてしまいました。
また、何人かで生きるための食材などを買うためにスーパーへ向かうシーンも見ものです。
ハラハラドキドキはもちろんですが全員が目隠しをして出かけるという奇妙な出来事にもどんどん夢中になっていきました。
あり得ない世界観ではあるのですがすぐにこの作品にのめりこんでいる私がいたのです。
最後に家族みんなが助かった部分はそういうことか、と納得することができました。
ずっと結末はどうなるのだろう、と考えていた私自身にとって驚きとすっきり感を与えてくれました。
光をみることができない盲目の人たちのみが助かる世界、そんな斬新な結末もこのネットフリックスオリジナルストーリーの醍醐味なのかな、と思います。
「バードボックス」評価
世界観がとても独特なのですが主人公を見ていたらどんどんその世界に吸い込まれていく不思議な体験をすることができます。
とにかく演技レベルの高い映画だな、と思いました。
目隠しをしているシーンが多いのにきちんと表情が伝わってくる演技は素晴らしいものでした。
こちらを恐怖と不安を煽ってくる要素の一つでした。
何人かで買い出しに車で行く際に映像にはないのですが死体を踏みながら進んでいっているんだろうな、とこちら側が想像してしまうこともありました。
そのシーンも出演者みんなが目隠しをしているのにここまで緊張感や不安、グロさが伝わってきたのです。
そんな風にこちら側に想像をさせるシーンが多いのもこの映画の特徴です。
サバイバル好きにも楽しむことができるシーンも満載でした。
特にずっと枯れた世界のようなただの森から後半のやっとゴールにたどり着いたところの景色がとても綺麗なのです。
死と隣合わせの世界からやっと天国に辿り着いたその情景がとても分かりやすく美しかったです。
またその世界が盲目の方が住む世界という発想が素晴らしいな、と思いました。
最後に
新しい世界観の映画に挑戦してみたい人に必見です!
また、異世界に広がる映像美や緊張感サバイバル体験、こちらの想像力次第で様々な体験をすることができるのです。
ずっとハラハラドキドキしているのに最後はしっかりスッキリさせてくれるのも見どころです。
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