映画『ジュリー&ジュリア』あらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ

映画

  1960年代にアメリカの食卓に大革命を起こしたと言われる伝説の料理家、 ジュリア・チャイルド 。そして食べることと料理をするのが何よりも大好きな現代のOL・ジュリー・パウエル 。

 ふたりの実話を基にした、ふたつの人生が時を越えてキッチンで出会う物語です。

  1960年代に出版されたフランス料理本で一躍人気者になったジュリアの、そこに至るまでのドラマ。そしてそのレシピを一年で全部作り、記録をブログに綴っていくことに挑戦するジュリーのパワーに、勇気をもらえるロマンスコメディになっています。

 映画『ジュリー&ジュリア』のあらすじ、キャスト、感想(評価)をまとめてみました。

(トップ画像公式ページより)

映画『ジュリー&ジュリア』概要

公開日:2009年12月12日 (日本)  / 2009年8月7日 (米国)

上映時間:123分

原題:Julie&Julia

 

【スタッフ】

監督:ノーラ・エフロン

映画『ジュリー&ジュリア』あらすじ

 1949年外交官の夫・ポールの転勤でパリにやってきたジュリアは、何かやりたいといろんなことに挑戦してみます。その中で最もピンときてハマったの料理でした。なぜならジュリアは食べることが大好きだから。彼女はそこから食に目覚めたのです。

 やるなら本格的にやってみたいと、名門料理学校のプロ養成コースに入り、驚くほどの練習量と強い想いで、ジュリアは独自の料理本を出版すことに成功しました。

 それから50年後、小説家を諦めOLになったジュリーは、友人たちがバリバリ仕事をしているのを羨ましく思い、自分でも何かしようと考え、夫のすすめで大好きな手料理を毎日ブログにアップしていくことを始めます。

 しかも一年でジュリアの524あるレシピを全て作るという無謀ともいえる計画を立て、OLとしての仕事の傍ら、意気揚々とスタートさせるのでした。いつか現存しているジュリアにみてほしいという願いを込めて。

映画『ジュリー&ジュリア』キャスト紹介

ジュリア・チャイルド…メリル・ストリープ

  1960年代にアメリカの食卓に大革命を起こしたと言われる伝説の料理家です。夫のポールの仕事で、しばらくパリに住むことになります。

 

ジュリー・パウエル…エイミー・アダムス

 料理研究家のジュリアの憧れる、食べることと料理をすることが大好きな、パリ在住のアメリカ人のOLです。元々は小説家を目指していました

 

ポール・チャイルド…スタンリー・トゥッチ

 ジュリアの夫で、外交官です。

 

エリック・パウエル…クリス・メッシーナ

 ジュリーの夫です。

映画『ジュリー&ジュリア』感想(評価)

 ジュリーとジュリアのふたりはもちろん、彼女たちの夫婦仲の良さがとても心地よく感じられました。自分らしく生きたいと試行錯誤する彼女たちをいつも応援し、壁にぶつかったときには一緒に悩んで解決法を探してくれる。

 それぞれの最高のパートナーシップに力をもらいました。

 ジュリーがエリックとぶつかったとき、ジュリアならここでこんな風に大切な夫を傷つけることはないと、料理だけでなく人間としてもメンターとしているところは、本当に共感してしまいました。

 ジュリアはとてもかわいくて魅力的な女性です。彼女の当時のテレビ料理ショーは、本物を探してもっと観てみたくなりました。

 ジュリアを演じるメリルストリープは、役としてその場に実際に暮らしている生活感が生き生き現れていて、リアリティの中でその役がどう時間を感じながら生きているのかまでわかって市演じているように見えました。とてもはっきりとそれが伝わってきました。

 まさに別格の役者です。

映画『ジュリー&ジュリア』まとめ

 女性としても人間としても、どんどん輝いていくふたりの姿が観る者にエネルギーを与える、楽しい作品でした。

 自分らしく生きる道に迷った時、さらりと手に取ってほしい映画です。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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