上昇志向の強い弁護士の元妻に離婚を通告された夫は、元妻がセレブのような生活をする一方で、全てを犠牲にして娘を育て何でも話せるような理想的な関係を築いてきました。
しかしある事件をきっかけに、元妻や娘に秘密があることを知ってしまいます。
秘密が秘密を生み、あらゆるものが変化していく本格サスペンスドラマ。
『10の秘密』【第7話 交錯する秘密…消えた三億円】のあらすじ・キャスト・感想をまとめてみました。
(トップ画像公式ページより)
目次
『10の秘密』前回までのお話
放送期間:2020年1月14日~3月17日 《全10話》
視聴率:6.0%
放送時間:45分
↓↓↓『10の秘密』【第6話 娘を守れ…悪女が企む三億円の罠】のあらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめはコチラ↓↓↓
『10の秘密』【第7話 交錯する秘密…消えた三億円】あらすじ(ネタバレ)
饒舌な賢者ほど、寡黙な秘密をもつ
廃墟になっているビルに隠した3億円が何者かに盗まれ、圭太はその犯人を由貴子だと思い、宇都宮に由貴子の居場所を聞き出すため会いに行きます。それを教えてくれたら、手を組むことを考えてもいいと宇都宮に伝えると、あるバーの場所を教えられ行ってみることにしました。
バーの中に入ると突然後ろからバットで殴られ気を失います。意識が戻ると椅子に縛られた状態で、目の前になんと由貴子が現れました。そこで3億円を盗んだ相手が由貴子でないことがわかります。
圭太は由貴子と話をする中で、今まで裏切られてきたことの怒りが爆発し、娘を誘拐してまで集めたお金で、別人として人生をやり直させはしないこと、刑務所に入らせ仙台由貴子として罪を償わせると話したのです。
翼は瞳に会い、母の死について詳しいことを知りたいがために瞳を利用したことを謝りました。そして母を殺したのは圭太ではなく、家に訪ねてきた別の男で、圭太とその男を一緒に探していることも話したのです。
そうしているうちに、圭太は長野の別荘計画プロジェクトに宇都宮が絡んでいることを確信し、宇都宮の姿を見に行きました。するとピカピカの革靴のホコリをとる宇都宮の仕草に、昔同じ光景をどこかでみたことがあるのを感じました。
さらに翼の母がある電話に出たとき、メモをしていた名前が宇都宮だったことを思い出し、母を殺したのが宇都宮ではないかと思い始め、翼は圭太にそれを話しました。
それを聞いた圭太は宇都宮を油断させてから聞き出そうと、宇都宮と手を組むことを決めます。
手を組むからには、手のうちを全部話すように宇都宮に伝えると、矢吹が自殺した時、実は車の陰に落ちている不正データの入ったUSBを、なんと宇都宮が拾っていて、誰にも言わないでずっと持ち続けていることを話したのでした。
『10の秘密』【第7話 交錯する秘密…消えた三億円】キャスト紹介
《キャスト》向井理 【白河圭太役】
《キャスト》仲間由紀恵 【仙台由貴子役】
《キャスト》山田杏奈 【白河瞳役】
《キャスト》松村北斗 【伊達翼役】
《キャスト》遠藤雄弥 【二本松謙一役】
《キャスト》渡部篤郎 【宇都宮竜二役】
《キャスト》佐野史郎 【長沼豊役】
《キャスト》名取裕子 【白河純子役】
《キャスト》仲里依紗 【石川菜七子役】
『10の秘密』【第7話 交錯する秘密…消えた三億円】感想(評価)
今回は宇都宮にスポットが当たっていましたね。事件をいつでも客観的に見て、冷静さを保ち余裕を残しながら動いているように見えていた理由がわかりました。とても魅力的な役どころであり、この役を存分に楽しませてくれる渡部篤郎さんの演技に改めてすごさを感じました。
細かいお芝居まで見ていくと、ドキドキさせるところや何を考えているのか、あえてわからないようにみせるところなど実に巧みに演じ分けていました。この『秘密』というキーワードで楽しませる作品を、大いにエンターテイメントにしていたと思います。今後も注目です。
仙台由貴子もだいぶ追い込まれてきました。悪人の顔になっている仲間由紀恵さんは、あまりみないので新鮮でした。
圭太の強さがここにきて一気に出てきましたね。一度は愛し家庭を築き子供も作った相手が、離婚したとはいえ、誠実な圭太にとってはかけがえのない存在だったと思います。
その由貴子に過去の幸せだった時までもひっくり返されるような裏切りをされ、いつのころからか騙されていたことを知った圭太の悲しみはとてつもない怒りとなり、この大きなドラマは見ごたえがありました。
『10の秘密』【第7話 交錯する秘密…消えた三億円】まとめ
宇都宮が大活躍の第7話。驚くような事実がわかりました。
手を組んだふたりの動きや、次回からこそ3億円に目がくらんだ人物が動き出しそうで楽しみです。
それでは次回第8話でお会いしましょう。
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