ネットフリックスでお馴染みのコメディの帝王アダムサンドラー主演、2017年アメリカコメディ映画『サンディウェクスラー』(原題 Sandy Wexler)を紹介します。
監督はアダム作品では常連のスティーヴン・ブリル。
今回はLAで芸能マネージャーをしているアダムお得意の冴えない中年男。1990年代のロサンゼルスが舞台。
冴えない芸能マネージャーサンディはある日遊園地で、素晴らしい才能の持ち主の『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソン演じるコートニーと出会い、彼女をスターにするためにマネージャーを務めます。
アダムの映画は笑ってなんぼ!クスッとするところ、後を引く笑いと徐々に最後は死ぬほど笑わせてもらいました。
アダムの映画には常連の俳優たちや、豪華スターがカメオ出演しているのでこちらもお見逃しなく。
ネタバレアリです。
【サンディ・ウェクスラー】キャスト紹介
- サンディ・エクスラー(アダム・サンドラー)
- コートニー(ジェニファー・ハドソン)
- テッド(ケビン・ジェームス)
- フィルツ(ロブシュナイダー)
- ゲイリー(ニック・スウォードン)
- テリー・クルーズ – ボビー・バーンズ
- コリン・クイン – ケヴィン・コナーズ
カメオ出演
- ダリアス・ラッカー
- ジュエル
- ジェイソン・プリーストリー
- クインシー・ジョーンズ
- アーセニオ・ホール
- ジャド・アパトー
- ジャニーン・ガラファロー
- ポーリー・ショア
- ケヴィン・ニーロン
- ローン・マイケルズ
- ダナ・カーヴィ
- クリス・ロック
- デヴィッド・スペード
- ジョージ・ウェント
- ペン・ジレット
- ヘンリー・ウィンクラー
- トニー・オーランド
- AL B.シュア!
- ブライアン・マックナイト
- ヴァニラ・アイス
- ジミー・キンメル
- コナン・オブライエン
- ルーイ・アンダーソン
- アル・ヤンコビック
- ベイビーフェイス
- メイス
- リサ・ローブ
- ジョン・ロヴィッツ
- ジェイ・レノ
- バッド・フリードマン
- アレックス・フリードマン
【サンディ・ウェクスラー】あらすじ
ロサンゼルスでタレントのマネージャーをしているサンディ。独身で友達もおらず、タレントを喜ばせるために、ウソをつく冴えない男。
肉しか食べず、口をあけてくちゃくちゃ食べるので皆に嫌がられているサンディ。ハンバーガーまでも、パンを食べず肉だけ食べるまさに動物系。
マネージャーとしての腕はよく、家族同様にタレントを愛する徹底ぶり、でも売れるタレントに出会うことができずモジモジ毎日をすごしているサンディ。
そんなとき、遊園地で歌手としてショーをしていたコートニー(ジェニファー・ハドソン)と出会い、マネージャーとしての目利きは一流のサンディは 運命を感じ、
コートニーを口説き落とし、二人三脚でコートニーを売り出していきます。
そしてサンディが見込んだ通り、コートニーは大スターに成長します。
ですがその頃、コートニーと付き合っていた彼氏兼、プロデューサーに「コートニーに君は必要ないといわれ」サンディは泣く泣くマネージャーを辞めることに。
元通りの生活に戻ったサンディですが、自分のマネージ不足でどんどんタレントが辞めていき、最後は腹話術師のテッドだけになってしまいます。
テッドに最後の望みをかけるサンディ、神様は見捨てていませんでした。
テッドのライバルが自死してしまい、テッドはテレビに出るチャンスをつかみます。
そして、エージェントと契約まで結ぶことができたのですが、コートニーを失って心にぽっかり穴が空いてしまっていたサンディに偶然の出会いが。
昔マネージングをしていて、自分が近づきたせいで去っていったアルフレッドと出会います。
久しぶりに話をする二人、するとサンディがタレントを喜ばせるために本当のことを言わず、ウソを言うからアルフレッドは去ったというのです。
それがいいと信じて生きてきたサンディは自分を見つめ直し、真実のみを口にすることを心掛けだすと、離れていったタレントがみんな戻ってきます。
そして最後は恋多きコートニーと結婚しハッピーエンド。
【サンディ・ウェクスラー】見どころ
サンディのしゃくれのもごもご話すキャラはモデルがいるのではないかと思います。『ヒュービーのハロウィン』でも同じ話し方でしたね。アダムのツボなんでしょうか。
まだ見ていない方 『ヒュービーのハロウィン』 こちらもお勧めですよ!
真相は定かではありませんが、サンディウェクスラーのモデルはアダムのマネージャーだったのでは?とも言われているそうです。
おそらくですが、モデルがないとなかなかサンディのキャラは生まれないのではないかと思いますが、皆さまいかがでしょうか!?
コートニーの歌に、自分のセンスでなぜかトライアングルの音を入れるサンディー、後でボロカスにけなされる。そこまでさえない男を自分でプロデュースできるそんなアダムの笑いがツボでたまりませんでした。
サンディは強がってコートニーにさよならを告げた後、車で6時間泣くんですよ!とことんダメ男を演じるアダム。面白すぎます 。
そんな冴えないサンディですが、あきらかに事故にあって包帯をしているのに、タトゥーを入れたと言って決して弱みを見せず、強がるところに変な魅力を感じてしまいました。
エージェントと大切な契約があるのに、心臓発作で倒れてしまうサンディですが、腹話術師のテッド(ケヴィンジェームス)に自分を操らせて、契約を進行するアダム。
このシーンまさに二人羽織!町がいなく日本人の心の肝の部分をグッとつかまれたと思いますね。サンディがかけている眼鏡もずれてましたしね。
何度もこのシーンを見返し、そのたびに笑わせてもらいました。
【サンディ・ウェクスラー】感想・まとめ
1990年代のアメリカのエンタメ界を知っていたら更に楽しめたのではないかと思うところがあり、アメリカ人に生まれたかったな!叶いもしないことが頭をよぎりました。
本人役でカメオ出演していたスターたちを調べてもう一度見てみると、更に楽しめると思いますよ。
クリスロックもカメオで出ていましたね。彼もアダムの映画では常連感があります。
ニック・スウォードン、デヴィッド・スペードもお馴染みでしたね。
アダムの娘二人も成長するにつれて露出が多くなってきていますし、奥さんのジャッキーサンドラも売れないタレントを熱演していました。うらやましい家族ですね!
コメディはもちろん、シリアスな演技も抜群、ギターやピアノ歌もうまいアダム。芸達者とはこの人のことを言うんだなとつくづく思いますね。
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