ドラマ「ブレイキング・バッド」第7話(シーズン1最終回)の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想

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ヤクの原料が足りないことに困り果てたウォルターとジェシー。2人は、化学薬品保管庫に原料を盗みに入る。

一方、スカイラーは妹からプレゼントされたティアラが盗品であると気付く。

 

この記事では、「ブレイキング・バッド」第7話 ”犯罪の境界線” の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想をご紹介しています。

 

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ドラマ「ブレイキング・バッド」第6話の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想
ついにヤクの製造を再開したウォルターとジェシー。彼らは、ヤクを高値で引き取ってくれる相手を探し、ヤクの卸売業者・トゥコに近づく。しかし、トゥコは仲間を殺すのも平気というヤバい男で…。 この記事では、「ブレイキング・バッド」第6話 ”最...

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」の概要

「ブレイキング・バッド」は、アメリカの大人気テレビドラマです。

ストーリーは、「真面目な化学教師が、末期がんを宣告され、家族に財産を残すためにドラッグの製造を始める」というもの。

ケーブルチャンネルAMCによって、2008年から2013年まで放映されました。

 

「ブレイキング・バッド」は、視聴者と批評家の双方からたいへんな好評を得ました。

視聴者数は、第1シーズン第1話が140万人。第5シーズンでは、全話を200万人以上が視聴しました。最終回の第62話では、1028万人もの人々が視聴しています。

受賞も多く、エミー賞、ゴールデングローブ賞、テレビ批評家協会賞、批評家協会テレビ省、全米監督協会賞、全米脚本家協会賞などを受賞しています。

エミー賞

  • 作品賞(ドラマ部門)…2013、2014
  • 主演男優賞(ドラマ部門)(ブライアン・クランストン)…2008、2009、2010、2014
  • 助演男優賞(ドラマ部門)(アーロン・ポール)…2010、2012、2014
  • 助演女優賞(ドラマ部門)(アンナ・ガン)…2013、2014

ゴールデングローブ賞

  • 作品賞(テレビ・ドラマ部門)…2014
  • 主演男優賞(テレビ・ドラマ部門)(ブライアン・クランストン)…2014

「ブレイキング・バッド(breaking bad)」の意味

この作品のタイトルには、「break bad」という言葉が使われています。

「break」も「bad」も簡単な単語ですが、「break bad」となると、意味がよく分からないという人も少なくないのではないでしょうか。

それもそのはず、「break bad」は、実はアメリカ南部の方言。アメリカ人のなかでも、この言葉は広く知られている訳ではないのだそうです。

 

「break bad」の意味には、「しきたりに歯向かう」「権力に反抗する」「犯罪をおかす」「大騒ぎをする」「脅威を与える」「攻撃的になる」などがあります。

タイトルを考えた製作総指揮のヴィンス・ギリガンは、「break bad」は「raise hell」だと説明しています。

「raise hell」には、「バカ騒ぎをする」という意味があります。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」の関連作品、スピンオフ

 

スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」

「ベター・コール・ソウル」は、「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。

主人公は、「ブレイキング・バッド」の第2シーズンで初登場する弁護士ソウル・グッドマン。彼が、悪者になってしまった理由が描かれます。

 

初回放送は、2015年。2020年12月現在は、第5シーズン第50話まで放映されています。

エミー賞にもノミネートされました。

映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」

「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」では、「ブレイキング・バッド」のエピローグが描かれます。

主人公は、ジェシー・ピンクマンです。

 

アメリカで3日間だけ劇場公開されました。

Netflixで配信中。

Netflix配信「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」

Netflixでは、「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」を配信しています。

主演アーロン・ポール、監督ヴィンス・ギリガンなどの製作者が、舞台裏を語ります。特別映像もあります。

全13分。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」のキャスト紹介

ウォルター・ホワイト/演ブライアン・クランストン

主人公。

真面目な化学教師。高校に勤めている。

 

演ブライアン・クランストン

アメリカの俳優、声優。

出演作は、「マルコム in the Middle(天才少年 マルコム奮闘記」など。

「ブレイキング・バッド」での演技が高く評価され、エミー賞主演男優賞などを受賞した。

ジェシー・ピンクマン/演アーロン・ポール

ウォルターの元教え子。

ウォルターとドラッグビジネスでパートナーを組んでいる。

 

演アーロン・ポール

アメリカの俳優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演男優賞を受賞した。

スカイラー・ホワイト/演アンナ・ガン

ウォルターの妻。

子供を妊娠中。第2話で女の子であることが判明する。

 

演アンナ・ガン

アメリカの女優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演女優賞を受賞した。

ウォルター・”フリン”・ホワイト・Jr./演 RJ・ミッテ

ウォルターとアンナの息子。

16才の高校生。

障がいがある。

 

演 RJ・ミッテ

アメリカの俳優。

脳性麻痺を抱えている。

ハンク・シュレイダー/演ディーン・ノリス

麻薬取締局(DEA)のエージェント。

主人公ウォルターの義弟。(主人公ウォルターの妻の妹の夫にあたる。)

 

演ディーン・ノリス

アメリカの俳優。

「アンダー・ザ・ドーム」などに出演。

トゥコ/演レイモンド・クルス

ヤクの”卸売業者”。

ヤバい男だと恐れられている。

 

演レイモンド・クルス

アメリカの俳優。

「沈黙の戦艦」「クローザー」などに出演。

ドラマ「ブレイキング・バッド」第7話(シーズン1最終回)のあらすじ、ネタバレ

ウォルターの学校では、備品窃盗事件についてのミーティングが開かれていた。

ウォルターは、科学科の責任者として出席をした。

市警が訪れ、事件を説明する。

学校職員のヒューゴが麻薬所持を理由に逮捕されていたが、備品窃盗犯はまだ逮捕されていなかった。

 

ウォルターは、ジェシーの家を訪れた。

ジェシーは、住んでいた家を売りに出していた。殺人を思い出す現場にはいたくないためだ。

2人は今後の商売について話し合うが、原料が足りないことに気付く。

 

ウォルターとスカイラーは、医師のもとを訪れる。

スカイラーは、ウォルターが顔色が良くなって、性的にも元気になったと話す。

彼女は、自然療法はどうかと尋ねる。医師は、やっても構わないと答えた。

 

ウォルターとジェシーは、廃車置き場でトゥコと待ち合わせをする。ヤクと現金を交換するためであった。

ウォルターたちは、原料不足のせいで、0.5ポンドしか製造できなかった。約束の2ポンドの4分の1だ。

0.5ポンド分だけ金を払うトゥコに、ウォルターは、2ポンド分の7万ドルが欲しいと要求する。

驚くトゥコに、「俺たちのヤクが欲しいんだろ、先行投資だ」とウォルターは話す。

トゥコは、1.5ポンド分は0.25パーセントの利息で貸すと返した。

トゥコは、「返さなかったら、タダじゃおかねえ」と言いおいて去った。

 

ウォルターたちは、急いで4ポンドを製造しなければならなくなった。

ウォルターは、化学的手法を使って、問題の原料を作り出すことを思い付く。

ウォルターは、製造に必要なアイテムを買い物リストに書き出し、ジェシーに渡した。

ジェシーは自分には無理だから街を出ると言い出すが、ウォルターは何とか説得する。

 

ウォルターの家では、ベビーシャワーが開かれた。

友人たちからプレゼントが贈られ、ビデオ撮影が行われる。

赤ちゃんの名前はホリーらしい。

マリーは、赤ちゃん用の高価なティアラをスカイラーにプレゼントした。

ハンクは、違法の葉巻を吸い出す。

ハンクとウォルターは、違法と合法の境界線について話すのだった。

 

夜。

ウォルターは、スカイラーに、週末はナバホの蒸し風呂治療に行くと伝えた。

 

スカイラーは、妹からもらったティアラが高価すぎると感じ、返品することを決める。

彼女はすぐに宝石店を訪れた。

ティアラは、なんと盗品であった。

スカイラーは、警察に通報されてしまう。

 

ウォルターとジェシーは、化学薬品保管庫から、原料のひとつを盗みだした。

やっと原料が揃い、2人はジェシーの家の地下で、ヤクを製造し始める。

だが、製造している間、家の見学会が開かれてしまう。

 

スカイラーは、妹のマリーにティアラについて尋ねる。

だがマリーは、盗んだとは認めなかった。

 

スカイラーは、妹の万引きについてウォルターに話す。

ウォルターは、「家族の為に罪を犯すときもある」と言い、「もし僕だったらどうする?僕が罪を犯したら」と訊くのであった。

 

トゥコにヤクを渡す日がやって来た。

ウォルターたちは、4.6ポンドを用意した。

トゥコは現金を渡す。

トゥコは、やがて些細なことで仲間の一人に怒り出す。

彼は、仲間をぶん殴って血まみれにした。

トゥコは、ウォルターに「これからも一緒に稼ごう」と言い、去っていくのだった。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」第7話(シーズン1最終回)の感想

「ブレイキング・バッド」はシリアスなドラマなのですが、時々コミカルに見えるシーンがあると思います。

第7話でもそうでした。

例えば、ウォルターとジェシーが化学薬品保管庫から薬品を盗み出すシーンや、ジェシーの家でヤクを製造しているときに家の見学会が始まるシーンなんかがそうです。

それに、極悪人だという触れ込みのトゥコも、なんとなく面白キャラに感じます。

 

第7話は、第1シーズン最終話ではあるのですが、第2シーズンに続くことが決まっているせいか、それほど最終話らしい回ではなかったように思います。

第6話の方がむしろ最終話のような雰囲気がありました。

 

続きの第2シーズンが楽しみです。

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