「余命1ヶ月の花嫁」瑛太さん・榮倉奈々さんが贈る感動作!あらすじ・キャスト・感想

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「余命1ヶ月の花嫁」ってどんな映画?

「余命1カ月の花嫁」という作品をご存じですか?

24歳にして末期の乳がんに冒されてしまう長島千恵さんの結婚への想い、残された余命一か月で「がんと闘う自分の思いを同世代の人たちに伝えたい」という千恵さんの想いと、なんとかして千恵さんの夢のウエディングドレスを着ることを叶えさせてあげようと奮闘する家族や、支えてくれる周りの人々の想いを映画化した作品です。それでは早速ご紹介していきましょう!

「余命1ヶ月の花嫁」のあらすじ

2005年10月にイベントコンパニオンをしている千恵(榮倉奈々)は、イベント会場で偶然知り合った太郎(瑛太)と意気投合し、やがて一緒に暮らすようになり、千恵の実家にも遊びに行くなど順調に交際を進めていた。千恵の実家では男で一つで育てた父の貞士(柄本明)が出迎えてくれ、千恵の幼い時の話や、千恵が10歳の時に卵巣がんで亡くなった母の話をしてくれる。しかしその後千恵は体調を崩しがちになる。太郎の前では明るく振る舞い何も無かった様に見せる千恵だったが、ある朝洗面所で髪をとかしていた千恵の髪が大量に抜けているのを太郎が気付いてしまう。太郎に問い詰められた千恵は、実は乳がんを患っていて、手術を受けなければいけないと話し、更に太郎とはもう別れると言い出す。太郎は驚くが、千恵とは別れないと言い、二人は口論になってしまう。その後仕事に向かう二人がだったが、太郎が帰宅すると千恵は置手紙を残して姿を消してしまっていた。その後千恵は手術を受けるが、太郎とは連絡を取ろうとはしなかった。しかし諦めきれない太郎は、千恵を実家のある屋久島まで訪ねていく。貞士に何度突っぱねられても、太郎は千恵を諦めきれず、やっとの想いで千恵を見付け二人は再会することが出来る。千恵の胸が無くなっても太郎の想いは全く変わらず、千恵の闘病を支え一生一緒に生きることを千恵に伝え、千恵もまた太郎と生きることを決意する。しかし千恵はその後乳がんを再発し、貞士と叔母の加代子に医師から千恵の余命は残り1ヶ月と宣告されてしまう。

その後も闘病を続ける千恵だが、ある日太郎が病院に行くと千恵はカメラを向けられ、取材を受けている。その様子に驚く太郎に千恵は、同世代の人たちに向けて病気に打ち勝とうと闘っている自分の姿を見て貰い、同世代の人たちが自ら進んで献身に行き早期発見出来るようになって欲しい、また病気で苦しんでいる人が千恵の姿を見て元気になって貰いたいと取材を続けたいと太郎に申し出る。困惑する太郎だったが、千恵の願いならばと取材を引き受けることにする。

「余命1ヶ月の花嫁」のキャスト

・長島千恵(榮倉奈々)

・赤須太郎(瑛太)

・長島貞士(柄本明)

・大塚加代子(手塚理美)

・赤須敏郎(大杉連)

「余命1ヶ月の花嫁」感想・まとめ

乳がんは一番女性が患ってしまう癌としての確立も高く、毎年健康診断を受けていても見つかりにくい事もあり、女性にとっては脅威とも言える乳がんと闘った千恵さんの実話ですが、同世代の人たちに癌と闘う自分の姿を伝えたいと千恵さんは取材に応じ、ドキュメンタリー番組として放送されて大反響を呼びました。

千恵さんの最大の夢の「ウエディングドレスを着ること」を叶えるため、太郎さんとの模擬結婚式を友人たちが計画し、2007年4月5日に婚姻届は出さずに結婚式を挙げます。そして模擬結婚式から1ヵ月後の5月6日に千恵さんは亡くなっってしまいます。余命1カ月と宣告された家族の想いや、徐々に弱っていってしまう千恵さんの姿はこの作品の中でもとても切なく描かれていますが、身近な問題だからこそ私達も重く受け止め、たくさんの方に診て頂きたい作品ですのでぜひご覧になってみてください。

 

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