映画『ラ・ラ・ランド』あらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ

海外映画

 売れない女優とジャズピア二ストの恋愛を描いたロマンチック・ミュージカル映画です。

 アカデミー賞では映画『タイタニック』などと並ぶ史上最多14ノミネートを受けた作品でもあります。

 映画『ラ・ラ・ランド』のあらすじ・キャスト・感想(評価)をまとめてみました。

映画『ラ・ラ・ランド』概要

公開日:2017年2月24日(日本)

上映時間:128分

製作費:3000万ドル

興行収入:4億4600万ドル

 

【スタッフ】

監督…デミアン・チャゼル (ドラマ映画『セッション』で注目を集めた監督です)

映画『ラ・ラ・ランド』あらすじ

 ロサンゼルスでオーディションに落ち続けていた女優志望のミアは、落ち込んで意気消沈しているところにピアノの音に誘われジャズバーに入りました。そこでそのピアノを弾いていたセブに出会いますが、ミアが話しかけようとすると彼はその横をサーっと通り過ぎてしまいます。

 セブはジャズバーで弾くように言われている曲とは別の、自分がその場で弾きたい曲を許可なく弾いてしまうことを繰り返し、堪忍袋の緒が切れた支配人がちょうどセブにクビを告げたところだったのです。

 翌日プールサイドのパーティー会場で偶然再会するセブとミア。初めての会話でぶつかり合ってしまう2人でしたが、次第にお互いの夢とその才能に惹かれ合うようになります。

 付き合い始め同棲をするようになると、その毎日は幸せに満ちたものになっていきました。夢を叶えるため、ミアはカフェのアルバイトを辞め脚本の執筆にも挑戦。自分の描いた本で自分が主演する舞台をやることにしました。

 一方セブは自分の好きなジャズができるバーを開こうと、お金を稼ぐために自分の価値観にこだわるのを辞めて仕事をし始めます。

 すると昔からの友人がセブに一緒にバンドをやらないかと声をかけてきました。しかもそのバンドは大きなレコード会社と契約済。これから本格的に活動していくと言います。元からあまり好きなタイプではない友人でしたが、目的のためセブは彼と音楽をやることにしたのです。

 急激に忙しくなるセブ。ミアはひとりで家にいることが多くなり、活動に大きな差が生まれてきます。ふたりはどうなってしまうのでしょうか。

映画『ラ・ラ・ランド』キャスト紹介

セバスチャン・ワイルダー(セブ)…ライアン・ゴズリング

 実力はあるが自分の価値観に固執してしまっていたピアニストです。

 

ミア・ドーラン…エマ・ストーン

 オーディションに落ち続けている売れない女優です。

映画『ラ・ラ・ランド』感想(評価)

 夢を叶えるためにふたりが必死に生きている姿に、勇気とエネルギーをもらいました。

 なぜ思うようにいかないでいたのか、自分の中で捨てられなかったもの、人生経験の足りなさそれぞれいろんな要素があって、ひとつひとつ自分の選択や解釈を変えていったのだと思いました。その代償を払ったご褒美が、成功だったのかも知れませんね。

 セブとミアにはずっと一緒にいてほしかったですし、その道は選択によっていくらでも手に入りましたが、ふたりはそれぞれの夢を選んだ。そしてその成功を最後に再会した時に、ふたりがうなずいたことでたたえ合えた。

 夢は自己実現でもあると思うので、本当にいろんな意味で勇気を与える作品だったと感じました。

映画『ラ・ラ・ランド』まとめ

 観終わったあとに元気になれて、明るい気持ちになれる作品でした。

 こんなふうに夢を叶えるまで、もう駄目だと思っても最後のひと絞り、まさにセブがミアに伝えたようにやり抜きたいを思わせてくれるお話です。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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