全世界で8.2億ドル(約908億円)の興行収入を叩き出した大ヒット映画「スパイダーマン」。
しかし、「スパイダーマン」という名前を聞いたことはあっても、観たことがないという人は少なくないのではないでしょうか。
この記事では、映画「スパイダーマン」の概要、あらすじ、ネタバレ、キャスト、見どころ、感想を紹介しています。
「スパイダーマン」の概要
「スパイダーマン」(2002年)は、クモの能力を得た主人公が悪と戦うスーパーヒーロー映画です。
原作は、スタン・リー著の同名漫画。
主演はトビー・マグワイア、監督はサム・ライミが務めました。
なお、スパイダーマンの映画は、3つのシリーズに分けられます。
シリーズはそれぞれ独立しているので、新しいシリーズから見てもちゃんとストーリーは理解できます。
★「スパイダーマン」シリーズ
- スパイダーマン(2002年)
- スパイダーマン2(2004年)
- スパイダーマン3(2007年)
★「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ
- アメイジング・スパイダーマン(2012年)
- アメイジング・スパイダーマン2(2014年)
★ MCUシリーズ
- スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
- スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)
「スパイダーマン」のキャスト紹介
スパイダーマン/ピーター・パーカー(演:トビー・マグワイア)
主人公。
冴えない高校生。
隣家のMJに恋をしている。
遺伝子操作されたクモに噛まれ、驚異的な身体能力とクモの能力を得る。
幼い頃に両親を亡くし、おじとおばに育てられた。
能力を手に入れたあと悪い心に負けたこともあったが、それによっておじを失い、良い人間になることを誓う。
演:トビー・マグワイア
アメリカの俳優、映画プロデューサー。
出演作品は、「マイ・ブラザー」「華麗なるギャツビー」など。
グリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーン(演:ウィレム・デフォー)
軍事企業「オズコープ」の社長。
ピーターの親友ハリーの父親。
自社で開発したパワー増強剤を服用し、「グリーン・ゴブリン」となる。
演:ウィレム・デフォー
アメリカの俳優。悪役が多い。
「プラトーン」(1986)、「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」(2000)、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」(2017)では、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
「永遠の門 ゴッホの見た未来」(2018)では、主演男優賞にノミネートされた。
メリー・ジェーン(演:キルスティン・ダンスト)
高校生。
ピーターが恋をしている。
演:キルスティン・ダンスト
アメリカの女優。子供のころからモデル業をしていた。
出演作品は、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、「若草物語(1994)」、「マリー・アントワネット(2006)」「メランコリア」、「FARGO/ファーゴ」など。
「メランコリア」では、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した。
ハリー・オズボーン(演:ジェームズ・フランコ)
高校生。
ピーターの親友。
MJと付き合う。
演:ジェームズ・フランコ
出演作品は、「DEAN/ディーン」、「スモーキング・ハイ」、「ミルク」、「127時間」、「スプリング・ブレイカーズ」「ディザスター・アーティスト」など。
ゴールデングローブ賞を受賞している。
「127時間」では、アカデミー賞にノミネートされた。
ベン・パーカー(演:クリフ・ロバートソン)
ピーターのおじ。
演:クリフ・ロバートソン
アメリカの俳優。
「まごころを君に」(1968)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
メイ・パーカー(演:ローズマリー・ハリス)
ピーターのおば。
甥であるピーターを常にあたたかく見守る。
演:ローズマリー・ハリス
イギリスの女優。
「冬のライオン」でトニー賞を受賞している。
「スパイダーマン」のあらすじ、ネタバレ
ピーターは、冴えない男子高校生。隣の家に住むMJ(メリー・ジェーン)に想いを伝えることもできず、うつうつとした毎日を送っていました。
ある日、科学展にて特殊なクモに噛まれたピーターは、超人的なパワーを手に入れます。ピーターは、驚異的な体力、腕力、敏捷性を得た上に、クモの糸を出したり、壁に張り付いたりすることができるようになったのです。
彼は、その力で街の人々を助けようと決心します。
一方、ピーターの親友の父親であるノーマンは、開発中のパワー増強剤を服用します。彼はグリーン・ゴブリンとなり、暴走を始めてしまいます。
グリーン・ゴブリンは、MJを誘拐し、ピーターをおびき出しますが…!?
「スパイダーマン」の見どころ、特徴
スーパーヒーローもの
「スパイダーマン」は、アメコミ(アメリカン・コミック)のスーパーヒーロー作品です。
超人的な力を得た主人公が、正義のために悪を倒します。
クモの力を得た主人公のアクションシーン
登場人物たちのアクションは、この映画の見どころ。
「スパイダーマン」の主人公パーカーは、遺伝子操作されたクモに噛まれ、抜群の身体能力とクモの能力を取得します。
パーカーは、クモの糸を発射したり、何かに張り付いたりすることができるようになります。また、危険を察知する「スパイダー感覚」を会得します。
そんな彼が、アメリカの街を飛び回って戦う姿は見ていてとても楽しいです。
感想 ※ネタバレあり
アクションもさることながら、ストーリーも良かったです。
「単純な明るいヒーローものなのかな?」と思って観始めたのですが、案外ストーリーや設定もきちんと練られており、何度も泣かされました。
特に、主人公ピーターがあまり道徳的とはいえないような行動をとったせいでおじが亡くなってしまうところや、それが理由となって正義のために戦うことを決意するところ、それに、はじめピーターがおじに「あなたは父じゃない」と言っていたのがラストで「僕の父はおじのベンだ」とグリーン・ゴブリンに告げるところなどは、グッと来てしまいました。
まとめ
「スパイダーマン」は、アメコミのスーパーヒーロー作品です。
冒険活劇やアクションが好きな方には特におススメです。
さらっと楽しめますので、ぜひどうぞ!
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