「アメイジング・スパイダーマン2」(2014年)は、「アメイジング・スパイダーマン」(2012年)の続編映画です。
映画「スパイダーマン」のリブート作品となっています。
主人公はアンドリュー・ガーフィールド、恋人役はエマ・ストーン、監督はマーク・ウェブです。
目次
「アメイジング・スパイダーマン2」の概要
「アメイジング・スパイダーマン2」(2014年)は、スタン・リーのコミック「スパイダーマン」が原作の映画作品です。
2000年代にサム・ライミ監督によってスパイダーマン3部作が製作されましたが、この作品はそのリブートバージョンとなっています。
2000年代の3部作を鑑賞していなくても全く問題なく楽しめますので、気になる方はぜひどうぞ!
スパイダーマンの映画シリーズについて
スパイダーマンの映画は、大きく3つのシリーズに分類されます。
2000年代に公開された「スパイダーマン」3部作、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズの3つです。
シリーズは、それぞれ独立しています。
したがって、シリーズの第1作目であれば、他のスパイダーマン映画を観ていなくとも理解できます。
作風としては、サム・ライミ監督版は重め、MCUシリーズは明るめです。
スパイダーマンは、他に、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)という映画にも登場します。
さらに、CGアニメ版「スパイダーマン: スパイダーバース」(2018年)は、アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞しています。
「スパイダーマン」シリーズ
監督:サム・ライミ
主演:トビー・マグワイア
- スパイダーマン(2002年)
- スパイダーマン2(2004年)
- スパイダーマン3(2007年)
「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ ※リブート作品
監督:マーク・ウェブ
主演:アンドリュー・ガーフィールド
- アメイジング・スパイダーマン(2012年)
- アメイジング・スパイダーマン2(2014年)←今回ご紹介している作品は、コチラ
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズ ※リブート作品
監督:ジョン・ワッツ
主演:トム・ホランド
- スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
- スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)
※MCUシリーズ第3作目が2021年11月に公開予定
その他の映画
スパイダーマンは、下記の映画にも登場しています。
- 「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)
- 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)
- 「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)
アニメ版
「スパイダーマン: スパイダーバース」(2018年)など
「アメイジング・スパイダーマン2」のキャスト紹介
スパイダーマン/ピーター・パーカー(演:アンドリュー・ガーフィールド)
主人公。
地味な高校生。科学が得意。
特殊なクモに噛まれてスパイダーマンとなる。
演:アンドリュー・ガーフィールド
「わたしを離さないで」「ソーシャル・ネットワーク」「沈黙-サイレンス-」「ハクソー・リッジ」などに出演。
グウェン・ステイシー(演:エマ・ストーン)
高校生。
ピーターと恋をする。
演:エマ・ストーン
「小悪魔はなぜモテる?!」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「女王陛下のお気に入り」などに出演。
「ラ・ラ・ランド」では主演女優賞に輝いた。
ハリー(演:デイン・デハーン)
ピーターの幼馴染。
オズボーン社の後継者。
演:デイン・デハーン
アメリカの俳優。
「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」などに出演。
「アメイジング・スパイダーマン2」のあらすじ、ネタバレ
スパイダーマンことピーター・パーカーは、女友達グウェンとともに充実した日々を送っていた。
ある日、ピーターは幼き頃の親友ハリーに再会する。ハリーは、オズボーン社の社長だが、不治の病に侵されていた。彼は、スパイダーマンの治癒能力を手に入れるため、スパイダーマンの血をピーターに要求する。ピーターは、ハリーの身を案じ、断る。
ハリーは、スパイダーマンの血を無理やり獲得しようと、とある計画を立てる。
さらに、街には電気を操る超人エレクトロが出現する。
エレクトロは、スパイダーマンの熱烈なファンであったのだが、ある時彼に裏切られたと思い込み、スパイダーマンを執拗に狙うようになる。
「アメイジング・スパイダーマン2」の見どころ
※ネタバレあり
スパイダーマンの恋人グウェン
今作の重要人物のひとりは、恋人のグウェンです。
前作で仲良しになったピーターとグウェンですが、グウェンの父親が死ぬ間際「グウェンと離れろ」と言ったために、ピーターはグウェンと別れようとします。
しかし、恋する気持ちは抑えることが出来ず、結局よりを戻します。
ですが、悲しいことに、運命は彼らを引き裂いてしまいます。
主人公ピーターの親友ハリー
今作では、ピーターの友人ハリーが現れます。
ハリーは、ピーターが親と別れたときにも慰めてくれた子供時代の親友です。
彼らは長い間離れていましたが、今回、8年ぶりに再会します。
しかし、ハリーは不治の病に侵されていました。
ハリーは病を治すために、驚異の治癒能力を有するスパイダーマンの血が欲しいと話します。
ですが、ピーターは彼の気持ちに応えませんでした。
血を体に入れると、何か悪いことが起きるかもしれないからです。
納得のいかないハリーは、無理やりにでも血を得ようとある作戦を練ります。
親友のふたりが対立する、ドキドキの展開です。
「アメイジング・スパイダーマン2」の感想
※ネタバレあり
全体的には、第1作目よりも面白かったです。
第2作目の方が面白いって珍しい気がしますね。
前半では、処々にコミカルな演出もあり、2000年代の3部作との違いを感じました。
ピーターはなぜかスパイダーマンになるとコメディアンのようになるし、電気技師マックス(超人エレクトロ)のセリフや行動も楽しいものでした。
明るいスパイダーマンも良いものですね。
個人的にはハリーのキャラクターが好きでした。
グウェンのラストについては、全く予想していなかったので、驚いてしまいました。
「アメイジング・スパイダーマン2」は次回作を想像させる内容となっていますが、興行収入が伸び悩み、第3作目は製作されていません。
ハリーとの戦いの続きを観たかった私としては、とても残念です。
まとめ
「アメイジング・スパイダーマン」の続編である「アメイジング・スパイダーマン2」。
ラストを除けばですが、2000年代の3部作よりは、軽めの作品に仕上がっています。
カジュアルなアクションものをお探しの時には、ぜひどうぞ!
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