「スーパーマン リターンズ」(2006)は、古典的アメコミ作品「スーパーマン」の実写化映画です。
超人的な主人公が人々を救い恋愛をする正統派のヒーロー映画となっています。
映画「スーパーマン」(1978年)、「スーパーマンII 冒険篇」(1980年)の続編ですが、これらを鑑賞していなくても、まったく問題なく楽しめます。
この記事では、「スーパーマンリターンズ」の概要、あらすじ、ネタバレ、感想を紹介しています。
目次
「スーパーマンリターンズ」の概要
「スーパーマンリターンズ」は、DCコミックスの漫画「スーパーマン」が原作の映画です。
監督は、「X-メン」で有名なブライアン・シンガーとなっています。
映画「スーパーマンリターンズ」(2006年)は、映画「スーパーマン」(1978年)、「スーパーマンII 冒険篇」(1980年)の続編です。
しかし、もちろんこれらの内容を知らなくても、全く問題なく楽しむことができます。
なお、「スーパーマンIII」(1983年)、「スーパーマンIV」(1987年)は、「スーパーマンリターンズ」に引き継がれてはいません。
ところで、近頃のスーパーマン映画に「マン・オブ・スティール」(2013年)がありますが、「スーパーマンリターンズ」はそれとは関連がありません。
「マン・オブ・スティール」は、DCEUシリーズの第1作目となっています。他のDCEU作品(「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 」(2016)、「ワンダーウーマン」(2017)など)にも興味がある場合は、「スーパーマンリターンズ」よりも「マン・オブ・スティール」の方がおすすめかもしれません。
ちなみに、「スーパーマンリターンズ」に続編はありません。
「スーパーマンリターンズ」のキャスト紹介
スーパーマン/クラーク・ケント/カル=エル(演:ブランドン・ラウス)
主人公。
超人的な力を持つ。
普段はクラーク・ケントとして記者をしている。
演:ブランドン・ラウス
アメリカの俳優。身長191㎝。
テレビドラマ「ARROW/アロー」「レジェンド・オブ・トゥモロー」などに出演。
ロイス・レイン(演:ケイト・ボスワース)
クラーク(スーパーマン)が恋をしている同僚記者。
子供(ジェイソン)と婚約者(リチャード)がいる。
演:ケイト・ボスワース
アメリカの女優。
目の色は右がヘーゼル、左が青である。
「モンタナの風に抱かれて」「ブルークラッシュ」などに出演。
レックス・ルーサー(演:ケヴィン・スペイシー)
スーパーマンの敵役。
演:ケヴィン・スペイシー
アメリカの俳優。
舞台「ロスト・イン・ヨンカーズ」、映画「セブン」「ユージュアル・サスペクツ」「アメリカン・ビューティー」などに出演した。
「ユージュアル・サスペクツ」ではアカデミー賞助演男優賞、「アメリカン・ビューティ」ではアカデミー主演男優賞を受賞。
2017年、アンソニー・ラップにより告発を受ける。
「スーパーマンリターンズ」のあらすじ ※ネタバレあり
超人スーパーマンが地球に帰ってきた。
彼は、今から5年前、理由も告げずに突如地球から姿を消していた。
彼は実は故郷の星・クリプトンについて調べるため、宇宙へ旅に出ていたのだ。
久方ぶりに見る超人の姿に、人々は歓喜した。
スーパーマンは、早速日常へ戻ろうとする。
彼は、普段は超人であることを隠し、記者クラークとして働いているのだ。
クラークは、以前勤めていた会社に再雇用してもらう。新たな生活に胸を高鳴らせるクラーク。
しかし彼は初日から衝撃の事実に遭遇してしまう。
なんと彼の愛する同僚記者ロイスが、子供を産み、リチャードと婚約していたのだ。
その頃、スーパーマンの宿敵・レックスは、スーパーマンの弱点であるクリプトナイト石と、クリプトン星の秘宝であるクリスタルを盗み出していた。
彼は、アメリカ大陸を沈没させる計画を立てていたのだった。
レックスは、ロイスを捕らえて飛空艇に閉じ込める。
やがてクラークはロイスの危機とクリスタルの奪取に気付く。
彼は、ロイスと人々を救うため、宿敵レックスのもとへと急ぐ。
さらに、ロイスの子供のとある秘密が明かされる。
「スーパーマンリターンズ」の感想
スタンダードなヒーローものという印象でした。
主人公は、人々を危機から救い、そして恋愛をします。
スーパーマンが活躍するシーンは、華やかでした。飛行機の墜落を止めたり、飛空艇を持ち上げたり、島を投げ飛ばしたりします。
恋愛シーンも素敵です。とくにスーパーマンとロイスが飛行するところはロマンチックでした。
また、ラストで人々が瀕死のスーパーマンを救おうとしますが、それもまた感動的でした。
いつもは助けられている人々が、逆にスーパーマンを助けようとしていることに胸が熱くなりました。
「スーパーマンリターンズ」は、正統派のヒーロー映画でした。
こういう作品はなんだか安心して観ていられますね。
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