こんにちは!
今回はドラマ・『100万円の女たち』第7話を紹介します。
6話ではひとみの素性が明らかになり、道間が“日本最優秀文学賞”を受賞しました。
この第7話では、物語が意外な方向へ展開していきます。
目次
『100万円の女たち』の主な登場人物
道間 慎:野田洋次郎
売れない小説家。
ある日突然現れた5人の美女と、同居することになってしまう。
白川美波:福島リラ
何故か家の中では全裸で過ごす女、30歳。
すべてが謎めいている。
塚本ひとみ:松井玲奈
読書とヨガが趣味の女、26歳。
慎に好意を持っている?
小林佑希:我妻三輪子
おっとりしていて知的欲求が強い女、24歳。
反面、何を考えているのか掴みづらい。
鈴村みどり:武田玲奈
生い立ちに謎を秘めた女子高生、17歳。
ある悩みを抱えている。
開奈々果:新木優子
独特の雰囲気を持つ、マイペースな女、20歳。
朝の牛乳は欠かせない。
『100万円の女たち』のあらすじ(ネタバレあり)
道間のスキャンダル
道間は最優秀文学賞を受賞したものの、すぐに道間の父のことが明らかになり、しかも女性たちとの同棲も知られてしまいました。
家にはマスコミが押しかけ、奈々果はどこかに身を隠し、道間も帰って来ません。
その頃道間は、風俗店で疲れを癒していました。
「先生は本当に恋をしたことがないんでしょう?」
風俗嬢は道間の小説を読んで、そう思ったのです。
それもそのはずで、道間のかつての恋人は、父の事件後、何も言わずに道間から去ってしまっていました。
奈々果と道間のデート
そんなある日の夕方、道間が帰宅しようとしていると、後ろから奈々果が声をかけて来ました。
「ねえ、これからデートしない?」
その頃、家では女たちが腹を空かせて、道間の帰りを待っていました。
しかし道間がいつまでも帰って来ないので、仕方なくこの日の夕食を出前のラーメンで済ませます。
その時、「道間は奈々果と一緒かもしれない」という憶測も飛び交いますが、確かなことは誰にもわかりませんでした。
一方道間は、ラーメン店で奈々果と食事をして、その後一緒にお酒を飲んでいました。
「小説、売れているんでしょ?」と奈々果が言うと、「面白くて売れているわけじゃないよ」と道間は答えます。
奈々果は、「面白かったよ!」と、少しムキになって言いました。
奈々果は密かに道間の本は全部読んでいたのです。
道間は話題を変えるように、「奈々果ちゃんは、何でウチに来たの?」と聞きますが、この質問は本来ルール違反です。
それでも奈々果は、重たい口で自分の過去を語りました。
小さい頃は芝居ができるだけで幸せだった奈々果。
でもそれがだんだんつまらなくなってきたのだと、奈々果は言いました。
「私が演じることが、一番その役が幸せなんじゃない?と思う役だけを演じることに決めたの。」
そして「もし漂う感情が映画化されたら、主人公の役を私にやらせて」と言います。
「理屈抜きにどうしてもやりたいと思った」という奈々果に、道間は感動を覚えました。
「お願いします。」
二人は約束を交わしてその店を出ますが、その帰りに道間は、酔いすぎて吐いてしまいます。
そんな道間に奈々果はキスをしました。
しかし実は、その場面の写真を撮って、週刊誌に流した人物がいたのです。
「お役に立てました?」
「おかげさまで、60万部突破です。」
そうです、このスクープの仕掛け人は桜井だったのです。
「実は奈々果さん、もう一つお願いがありまして…」
表現者の誇り
後日奈々果は、桜井からの頼みで花木ゆずと食事をしていました。
食事中花木は、道間の小説を「ヒマつぶしにもならない」と愚弄します。
それに対して奈々果は、花木の小説を「花木さんの自己主張を読まされている感じで、苦痛でした」と、愚弄し返すのでした。
「花木さんは本当に小説が好きなのではなくて、自分が書いたモノが好きなだけでしょ。表現の商売をなめんなよ!」
この奈々果の言葉に、さすがの花木も言葉を失いました。
それから店を出た奈々果は、道間に電話をします。
「今から帰るから、お風呂を沸かしておいてね。」
「遅かったね」と道間が言うと、奈々果は「今日の仕事、超つまんなかった」と、本音を漏らすのでした。
ある朝の惨劇
翌朝、奈々果の部屋のドアが開いていたので、おかしいと思った美波が部屋を覗きます。
すぐに美波は道間の部屋へ行き、寝ている道間を起こしました。
「さっさと起きて。」
「美波ちゃん、どうしたの?」
「今すぐみんな起こして来て。今日は長い一日になるわよ。」
数分後、道間と女たちは、自分の部屋で腹から血を流して息耐えている、奈々果を見ていました。
直後に送られて来たFAXは、犯人の犯行声明のようです。
「本当の償いのはじまりです(笑)」
『100万円の女たち』の感想
奈々果が殺されるなんて、衝撃の展開でしたね。
この流れなら「花木が?」と思ってしまいますが、奈々果が自分の部屋にいたことを考えると、やはり内部の犯行ということになるのではないでしょうか?
それにしても、「道間の本が映画になったら私が演じる」と言ったのに、奈々果の希望が叶わずに、悲しいです。
まとめ
今回は『100万円の女たち』第7話を紹介しました!
道間の本が売れるために、協力を惜しまなかった奈々果。
そんな奈々果の死で、この物語の展開が大きく動いた第7話でした。
今後は、益々恐ろしい展開になっていくので、最後まで目が離せません。
興味のある方は本編もご覧になってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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