シーズン1の放送で好評を得た「ブレイキング・バッド」。
さっそくシーズン2が製作されました。
シーズン2は、シーズン1よりも過激です。
新キャラも登場して、ドラマはどんどん盛り上がっていきますよ。
この記事では、「ブレイキング・バッド」シーズン2第1話「737」の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想をご紹介します。
↓↓「ブレイキング・バッド」シーズン1第7話(最終話)のあらすじネタバレ・キャスト・感想はコチラ↓↓
目次
ドラマ「ブレイキング・バッド」の概要
「ブレイキング・バッド」は、アメリカの大人気テレビドラマ。
ストーリーは、「末期がんを宣告された真面目な化学教師が、家族に財産を残すためドラッグを製造し、次第に成り上がっていく」というものです。
ケーブルチャンネルAMCで、2008年から2013年まで放映されました。
「ブレイキング・バッド」は、視聴者と批評家の双方からたいへんな好評を得ました。
視聴者数は、第1シーズン第1話が140万人。第5シーズンでは、全話を200万人以上が視聴しました。最終回の第62話では、1028万人もの人々が視聴しています。
「ブレイキング・バット」の受賞歴
「ブレイキング・バッド」は様々な賞を受賞しています。
エミー賞、ゴールデングローブ賞、テレビ批評家協会賞、批評家協会テレビ省、全米監督協会賞、全米脚本家協会賞などを獲得しました。
エミー賞
- 作品賞(ドラマ部門)…2013、2014
- 主演男優賞(ドラマ部門)…2008、2009、2010、2014(※すべてブライアン・クランストが受賞)
- 助演男優賞(ドラマ部門)…2010、2012、2014(※すべてアーロン・ポールが受賞)
- 助演女優賞(ドラマ部門)…2013、2014(※すべてアンナ・ガンが受賞)
ゴールデングローブ賞
- 作品賞(テレビ・ドラマ部門)…2014
- 主演男優賞(テレビ・ドラマ部門)…2014(※ブライアン・クランストンが受賞)
ドラマ「ブレイキング・バッド」の関連作品、スピンオフ
スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」
「ベター・コール・ソウル」は、「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。
主人公は、「ブレイキング・バッド」の第2シーズンで初登場する弁護士ソウル・グッドマン。彼が、悪者になってしまった理由が描かれます。
初回放送は、2015年。2020年12月現在は、第5シーズン第50話まで放映されています。
エミー賞にもノミネートされました。
映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」
「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」では、「ブレイキング・バッド」のエピローグが描かれます。
主人公は、ジェシー・ピンクマンです。
アメリカで3日間だけ劇場公開されました。
Netflixで配信中。
Netflix配信「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」
Netflixでは、「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」を配信しています。
主演のアーロン・ポール、監督のヴィンス・ギリガンなどが、舞台裏を語ります。
特別映像もあります。
全13分。
「ブレイキング・バッド(breaking bad)」の意味
この作品のタイトルには、「break bad」という言葉が使われています。
「break」も「bad」も簡単な単語ですが、「break bad」となると、意味がよく分からないという人も少なくないのではないでしょうか。
それもそのはず、「break bad」は、実はアメリカ南部の方言。アメリカ人のなかでも、この言葉は広く知られている訳ではないのだそうです。
「break bad」の意味には、「しきたりに歯向かう」「権力に反抗する」「犯罪をおかす」「大騒ぎをする」「脅威を与える」「攻撃的になる」などがあります。
タイトルを考えた製作総指揮のヴィンス・ギリガンは、「break bad」は「raise hell」だと説明しています。
「raise hell」には、「バカ騒ぎをする」という意味があります。
ドラマ「ブレイキング・バッド」のキャスト紹介
ウォルター・ホワイト/演ブライアン・クランストン
主人公。
高校の化学教師。真面目な性格。
演:ブライアン・クランストン
アメリカの俳優、声優。
出演作は、「マルコム in the Middle(天才少年 マルコム奮闘記)」など。
「ブレイキング・バッド」での演技が高く評価され、エミー賞主演男優賞などを受賞した。
ジェシー・ピンクマン/演アーロン・ポール
ウォルターの元教え子。
ウォルターとドラッグビジネスでパートナーを組んでいる。
演:アーロン・ポール
アメリカの俳優。
「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演男優賞を受賞した。
スカイラー・ホワイト/演アンナ・ガン
ウォルターの妻。
女の子を妊娠中。
演:アンナ・ガン
アメリカの女優。
「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演女優賞を受賞した。
ウォルター・”フリン”・ホワイト・Jr./演 RJ・ミッテ
ウォルターとスカイラーの息子。
16才の高校生。
障がいを持っている。
演 :RJ・ミッテ
アメリカの俳優。
脳性麻痺を抱えている。
ハンク・シュレイダー/演ディーン・ノリス
麻薬取締局(DEA)のエージェント。
主人公ウォルターの義弟(※主人公ウォルターの妻の妹の夫にあたる)。
演:ディーン・ノリス
アメリカの俳優。
「アンダー・ザ・ドーム」などに出演。
トゥコ/演レイモンド・クルス
違法薬物の”卸売業者”。
ヤバい男だと恐れられている。
演:レイモンド・クルス
アメリカの俳優。
「沈黙の戦艦」「クローザー」などに出演。
ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第1話のあらすじ、ネタバレ
【プール】
作り物らしき目玉がひとつ、プールに浮かんでいる。
水のなかでは、ピンク色のクマのぬいぐるみが漂っていた。
クマのぬいぐるみは、一部が黒くなっている。
クマのぬいぐるみは、目玉を失っていた。
【廃車置き場】
ウォルターとジェシーは、ドラッグディーラーのトゥコと薬物の取引をする。
薬物は、新しく製造を始めたブルーメスだ。
双方は薬物と代金の交換を行い、取引は何事もなく無事終了する。
しかし帰り際、トゥコは仲間の些細な言動に怒り出す。
ウォルターはトゥコをなだめようとするが、かえって興奮させてしまう。トゥコは、仲間を激しく殴り出し、仲間は血を流し倒れてしまう。
【廃車置き場。車のなか】
車に戻ったウォルターは、ジェシーに向かってつぶやく。
「子供の大学費用が約36万ドル、住宅ローン関係が約13.7 万ドル、生活費が約24万ドル……。全部合わせると73.7ドル必要だ。週7万ドル稼げば、11週間で到達する。」
【廃車置き場】
ウォルターとジェシーが廃車置き場から帰ろうとすると、トゥコたちの車に出会ってしまう。
トゥコはおもむろに車を降りると、殴った仲間を車から引き出した。
ウォルターが見てみると、どうやら彼は脈がないようであった。
ウォルターは心臓マッサージを行う。しかし、効果はない。
トゥコは、仲間のゴンゾに、死体を片付けろと命令する。
ゴンゾは、可哀想だと言って抵抗する。だが結局、廃車の下に死体を隠した。
トゥコは、ウォルターとジェシーに「お疲れさん」と言いおくのだった。
【ウォルターの家】
ウォルターは、どこかぼんやりとしていて様子がおかしい。
ウォルターは、妻スカイラーを後ろから抱きしめ、泣き出す。ウォルターは、セックスをしようとし出すが、その激しい様子にスカイラーは拒絶をする。
ウォルターは、ふらふらと部屋から出てプールサイドの椅子に座る。
スカイラーは、「病気のせいで怖いのは分かる。怒りや不満も分かる。でも、こんな風に私にぶつけないで」と告げる。
【軽食屋】
ジェシーは、金と引き換えに銃を手に入れる。
【ジェシーの家】
ジェシーは、トゥコに殺されるかもしれないと不安になっていた。
トゥコは簡単に仲間を殺すし、近ごろは無言電話など不審なことも多かったためだ。
ジェシーは、「殺らなければ殺られる」とウォルターに主張する。彼は、銃を使ってトゥコを殺そうとウォルターに持ち掛けた。
しかし、ウォルターは乗り気にならなかった。
ジェシーは弾の数を調べるため銃を開けようとする。しかし、銃の扱いが分からない。
ウォルターは、トゥコには仲間がいるし殺すのは簡単じゃないとジェシーに告げる。
【ウォルターの義弟ハンクの家】
ハンクの妻マリーは、姉のスカイラーに、今晩食事をしようと留守電を入れる。
ハンクは、マリーに、今夜はカウンセリングの予定が入っているからカウンセリングに行くべきだと言う。だが、マリーはあまり行きたくない様子。
【麻薬取締局(ハンクの仕事場)】
麻薬取締局の捜査官であるハンクは、薬品保管庫から薬品を盗み出す人影がうつった映像を観る。
ハンクは知らないことだが、その人影は実はウォルターとジェシーであった。
【ウォルターの家の前】
ウォルターは、不審な車を見つける。
ウォルターは、不安になる。
【ジェシーの家】
トゥコに殺されるかもしれないと思ったウォルターは、ジェシーに、トゥコを殺すことを打診する。
ウォルターは、トゥコを殺すため、リシンを使うことを提案する。
【ウォルターの家】
スカイラーが家にいると、義弟のハンクが訪ねてくる。
ハンクは、マリーの電話を受けてくれと頼む。スカイラーは最近妹のマリーと話すのを避けていたのだ。
スカイラーは、マリーが万引きをしていることを告げる。
ハンクは、マリーがデイブというカウンセラーに通っていると話す。
マリーはサポートが必要だと言うハンクに、スカイラーは、「今は夫がガンだし、色々たいへんだから、妹のことまでは関われない」と返す。
【ジェシーの家】
ウォルターとジェシーは、トゥコを殺す方法について話す。
ウォルターは、トゥコを取引に呼び出し、新製品だと偽ってリシンを吸引させようと提案する。
ウォルターは、リシンを使えば48時間から72時間で自然な病死をすると説明した。
そこに、ハンクから電話がかかってくる。
ハンクは、仕事で訪れた殺人現場の写真をウォルターの携帯に送る。
その写真にうつっているのは、なんとトゥコの仲間たちだった。先日廃車置き場で死んだ男と、もう1人はゴンゾであった。
ウォルターとジェシーは、焦り始める。
ゴンゾを殺ったということは、次は自分たちだと感じる。
ウォルターは、ジェシーに街を出るように言う。
ウォルターは銃を手に、家族のもとへと急いだ。
【ウォルターの家】
ウォルターが家へ戻ると、スカイラーは泡風呂に入っていた。
少し話した後、ウォルターは隠していた金を集めて、銃とともに箱に入れた。
【遺体の発見現場】
ハンクたちは、遺体を調べる。
ゴンゾは、仲間の遺体を動かそうとして、上から落ちてきたガラクタに腕を潰されたようであった。死因は失血死。
ハンクは、記念撮影をした。
【ウォルターの家】
スカイラーは、ウォルターに、最近のことをきちんと説明してほしいと言う。
ウォルターは、「どこから話していいのか」と答える。
そこに携帯電話の音が鳴る。ウォルターは画面を確認して切る。
ウォルターは何かを話そうとするが、車のようなものが来たのに気付く。
風呂場を出て、カーテン越しに外を見てみると、一台の車が停まっていた。
運転席にはジェシーが乗っていた。
【ウォルターの家の前】
ウォルターがジェシーのもとへ駆け寄る。
しかし、ジェシーの様子がおかしい。
後部座席に、銃を持ったトゥコがいた。
トゥコは、ウォルターに車へ乗るよう指示する。
ウォルターは仕方なく車に乗る。
トゥコは、銃を突きつけ、ジェシーに車を発進させる。
ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第1話の感想
シーズン2が始まりました。
ドキドキの展開だったシーズン1ですが、この先どうなっていくのでしょう。
まだ7話しか放映していない若いドラマなので、これからはストーリーを膨らませていく感じでしょうか?
何にせよ、ワクワクしています。
第1話は、トゥコに殺されると思ったウォルターとジェシーが、トゥコを殺そうと作戦を練ります。
しかし、ラストで急展開があり、2人は逆にピンチに陥ってしまいます。
視聴者を第2話へと誘う素敵なラストでした。
次がどうなるのか、気になりますね。
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