恋愛経験ゼロの24歳の女性が、現実の彼氏と長年一途に片思いしてきた憧れの相手との間で、悩み心揺さぶられるラブコメディです。
恋愛偏差値が低く不器用なヨシカは、そんな自分の気持ちとどう向き合い、どんな行動をしていくのか。
映画『勝手にふるえてろ』のあらすじ・キャスト・感想(評価)をまとめてみました。
映画『勝手にふるえてろ』概要
公開日:2017年12月23日
上映時間:117分
【スタッフ】
監督・脚本…大九明子
原作…綿矢りさ
映画『勝手にふるえてろ』あらすじ
これまでの24年間誰とも付き合ったことのないヨシカは、ある日同期の二(霧島)に告白をされました。人生初の出来事にテンションが上がります。
しかしどうしてもこれまで中学時代から一途に片思いしていた、イチ(一宮)のことが忘れられないヨシカ。脳内で彼氏がふたりいるように感じてしまい、正式に二と付き合うことを決める前に、もう一度イチに会って自分の想いをぶつけてみることにしました。
ヨシカは独特なやり方で同窓会を企画します。作戦通り再会することができたイチと、ふたりきりで話せる状況まで、なんとか勇気を絞って持っていくことができましたが、そこでヨシカはある衝撃的なことを知るのです。
そんな状況でもそばにいて明るく振舞い、ヨシカを好きだと言い続ける二。ヨシカは二にどんな返事をし、幸せを手にすることができるのでしょうか。
映画『勝手にふるえてろ』キャスト紹介
江藤良香(ヨシカ)…松岡茉優
おもちゃ会社の経理課の所属する24歳の女性です。恋愛経験はなく、中学時代の憧れの人を今も一途に想っています。
一宮(イチ)…北村匠海
ヨシカの中学時代からの片思いの相手です。
霧島(二)…渡辺大知
ヨシカと同期で、営業二部に所属しています。ヨシカのことが好き。
月島来留美…石橋杏奈
ヨシカと同期で、経理課に所属しています。
オカリナ…片桐はいり
ヨシカのアパートの隣人です。いつもオカリナを吹いています。
映画『勝手にふるえてろ』感想(評価)
初めて恋をする人は、共感できるところもある作品なのかもしれません。どんなふうに恋愛をしたらいいのか。そもそも恋という気持ちとは。
なんだか胸が締め付けられるというような感覚があるとき、ヨシカは「あー」っという台詞を言いますが、まさに言葉にはできないような思いの現われ、それこそが正直な感覚だったと思いました。改めて気づかされる、心の声が聞こえたように思えました。
また二がショックを受けて、一度はあきらめたようになったお芝居は、コミカルさを保ちながら完璧にこなしていて、とても上手かったです。
オカリナのキャラクターも印象的でした。
映画『勝手にふるえてろ』まとめ
恋愛に初めて触れる、不器用な女性の初々しさが出ている作品でした。
彼女を取り巻く周辺の人々の様子もまた面白いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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