「もしあの時、違う道を選んでいたら?」をテーマにしたロマンスファンタジー映画。
仕事人間で多忙な毎日を過ごすビジネスマンが、別の人生を生きること中で、愛がかけがえのないものであることを知っていくお話です。
映画『天使のくれた時間』のあらすじ・キャスト・感想(評価)をまとめてみました。
映画『天使のくれた時間』概要
公開日:2000年12月12日(アメリカ) / 2001年4月28日(日本)
上映時間:125分
製作費:6000万ドル
興行収入:1億2000万ドル
原題…The Family Man
【スタッフ】
監督…ブレット・ラトナー (『ラッシュアワー』シリーズの監督です。)
映画『天使のくれた時間』あらすじ
学生時代、結婚を考えるほどに愛し合い付き合っていたジャックとケイト。ある日ジャックはニューヨークでの研修の話が、ケイトは在学しているロースクールの勉強があり、ふたりは離れ離れになることに。
空港での別れ際ケイトが「嫌な予感がする。」と突然行かないでほしい旨を伝えてきます。事前に話し合ってふたりで決めた結論にもかかわらず、ケイトの発言に戸惑うジャック。しかしこれからのふたりの冒険を前向きに捉えていたジャックは、そのまま飛行機に乗るのでした。
それから12年後。ジャックはビジネスで大成功を果たし大手金融会社の社長となって、都市での生活を謳歌していました。
するとクリスマスイブに秘書のところへジャック宛てに一本の電話がかかってきます。その電話の主はかつての恋人ケイトでした。折り返して話をするかどうか迷うジャック。
そんな思いの中イブの夜も遅くまで仕事をし、帰りにエッグノックを買おうと小さな店に立ち寄ると、ジャックはそこでひとりの黒人青年に出会います。彼との出会いを機に、次の日であるクリスマスの朝に目を覚ますと、不思議なことが起こっていたのです。
映画『天使のくれた時間』キャスト紹介
ジャック・キャンベル…ニコラス・ケイジ
ビジネスで成功を果たした大手金融会社の社長です。独身。
ケイト・レイノルズ…ティア・レオーニ
ジャックが結婚を考えていた元恋人。弁護士です。
キャッシュ・マネー…ドン・チードル
不思議な黒人青年です。
映画『天使のくれた時間』感想(評価)
その人がその時何を選んできたかによって未来は変わりますが、少しの違いでこんなにも大きく生活を変えていくのかと、人生における選択についてじっくり考えさせられました。
日本語のタイトルが『天使のくれた時間』なのに対して、原題は『The Family Man』であることも注目したいところです。
欲しいものは全てあると自分でも気付かずにいた、どことない空虚な想いを自分が持っていたことに気付かせてくれたのが、天使からのクリスマスプレゼントだったのかもしれませんね。
きっとジャックと同じように、仕事を選び恋人との別れを選択してきた人はたくさんいると思います。目の前のこと一点集中で必死に取り組んできたからこそ、犠牲にしてきたものがある。全ての人に観ていただきたい内容でした。
映画『天使のくれた時間』まとめ
人生は選択だと言いますが、まさにそれを映像化した作品です。
人の愛を深く感じることのできる映画でした。とてもいいお話です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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