映画『軽い男じゃないのよ』あらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ

海外映画

 気絶して目が覚めた世界は男女逆転の社会だった。パラレルワールドに迷い込んだ独身男のロマンチックラブコメディです。

 現実の裏返しを描いた、フランスのNetflixオリジナル作品。

 映画『軽い男じゃないのよ』のあらすじ・キャスト・感想(評価)をまとめてみました。

映画『軽い男じゃないのよ』概要

配信開始:2018年4月13日

上映時間:98分

製作国:フランス

 

【スタッフ】

監督・脚本…エレオノール・プリア

映画『軽い男じゃないのよ』あらすじ

 普段から女性を見下して生きてきた高慢な女たらしの独身男性ダミアンは、街を歩いていると標識のポールにぶつかり頭を打ち、気絶してしまいました。

 目が覚めると世界は一変。その社会は女性が中心となって働き、男性は家事や子育てをする男女逆転世界だったのです。

 混乱を隠せないダミアンは性差別を感じながらも、この新しい世界で自分の居場所を懸命に探します。慣れない服装にチャレンジしたり、パーティーに行ったりする中で、ダミアンは影響力のある小説家アレクサンドラに出会い誘惑をします。

 男女逆転の世界で普通とは違うダミアンの様子に惹かれたアレクサンドラは、ダミアンを気に入り助手になるように話します。ふたりは次第に惹かれ合いつつ、男女の在り方についてともに意見を交わしたりぶつかり合ったりしながら……。

映画『軽い男じゃないのよ』キャスト紹介

ダミアン…バンサン・エルバズ

 パラレルワールドに入り込んでしまった、高慢な独身男性です。

 

アレクサンドル…マリー=ソフィー・フェルダン

 傲慢な女流作家です。

映画『軽い男じゃないのよ』感想(評価)

 悪意のないままに差別をしていること、当たり前だと思ってしまっていたけれど、実は大きな溝があったこと、不快だったことなど、普段から気づいていた人も気付いていなかった人も、両方ともいろんなことを思い考えるとこのできるきっかけを与えてくれたような映画でした。

 こうして実際に男女が入れ替わった世の中を目の当たりにして、個人の生き方にはジェンダーは気にしない方がいいように感じました。

 女性だから男性だからではなく(もちろん肉体的なつくりは違いますが)、それを前提としていてもっと大事なことをこれまで見落としてきたのではないかと思うと、もう一度これまで出会ってきた人たちに出会いたくなる。人の無限の魅力のとりこになりそうな作品でした。

 その人の最も心地のいい生きやすいスタイルや個性を思い切り発揮して生きていけるように、まずは自分もそうなれるように、この映画のように視点を変えて見ていくと、可能性はダミアンとアレクサンドラのように一気に開けるのではないかと思いました。

 またアレクサンドラはとてもかっこよくて、魅力にあふれていましたね。独特な色気があり憧れてしまいます。彼女が観たくてもう一度観たくなる。……きっともう一度観てしまいますね。

映画『軽い男じゃないのよ』まとめ

 ジャンダ―について目の前にわかりやすく新しい世界を広げてくれたおかげで、いろんな想いを抱くこと、考えることのできる作品でした。

 新しい発見、思いの払拭などいろんなことが期待できる映画です。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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