「アダルトビデオの帝王」と呼ばれる村西とおるの半生を描いた人間ドラマです。
うだつの上がらないセールスマンだった村西は、“営業は女性を口説くようにやるのだ”と先輩に教えられ、トップセールスマンになりました。
しかし妻の浮気を知った村西は、トシとの出会いにより、性欲を売る仕事をしたいとトシとタッグを組むことにしました。
性欲の裏の世界の扉を開いた村西は、どんな波乱万丈な道を進んでいくのか。
『全裸監督』第2話のあらすじ・キャスト・感想をまとめてみました。
(トップ画像公式ページより)
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『全裸監督』【第2話】あらすじ(ネタバレ)
ビニール本を売ることにした村西は、全ジャンルのビニール本を買い、北大神田書店を買い取り、そこで本を売り始めます。新作を続々入荷し、次々に店舗を出し大繁盛となります。
そこへ道警やAV業界大手の社長・池沢(石橋凌)などがやってきます。村西は道警を得意のトークでかわし、池沢の「店を3億で売ってほしい」という要望もさらっとかわしていきました。
どの客もビニール本に夢中になっている中、公園で中学生たちがなにやら集まっているのが気になり、駆け寄っていったのが女子学生で厳格な家で育てられている恵美でした。彼女はそのビニール本に興味を持ちます。
村西は無修正のビニール本を作りたいと、北海道中の出版社を駆け回ります。そこで唯一賛同してくれたのが、川田研二(玉山鉄二)でした。
撮影現場で待ち合わせると、川田は村西にあなたならどう撮りますかと聞きます。そこで初めて村西が演出をつけると、一気に場が盛り上がったのです。
「エロには脳を刺激するストーリーが必要なんですよ」という村西の言葉に、川田は作りたいものを作ろうと手を組むことにしました。
このときすでに村西は三か月で47店の書店をオープンしているのでした。
『全裸監督』【第2話】キャスト紹介
シーズン1:2019年8月8日より配信開始。
第2話:54分
【原作】本橋信宏
【監督】内田英治 ※チーフ監督は武正晴
ドラマは編集の関係で、三人くらいの監督で撮影をしていきます。
今回はこの方が監督をされています。
【キャスト】村西とおる(山田孝之)
主人公です。
英語教材のセールスマンをしていたが、トシと出会い一緒にビニール本を売り始め、本屋を経営し始めます。
【キャスト】荒井トシ(満島真之介)
ビニール本を売っている、村西の相棒的存在。
【キャスト】川田研二(玉山鉄二)
出版社の社長です。
【キャスト】佐原恵美(森田望智)
厳格な家で育った女子学生です。
【キャスト】佐原加代(小雪)
恵美の母親です。
敬虔なクリスチャンで、厳格な教育をしています。
【キャスト】武井道郎(リリー・フランキー)
警視庁の警部です。
【キャスト】池沢栄吾(石橋凌)
AV業界最大手のポセイドン企画社長です。
【キャスト】古谷伊織(國村準)
歌舞伎町の落ちぶれたヤクザです。
村西のビニール本を運んでいます。
【キャスト】村西こずえ(余貴美子)
村西の母親です。
【キャスト】(近藤芳正)
ビニール本のブローカーです。
【キャスト】(矢部太郎)
ビニール本のカメラマンです。
『全裸監督』【第2話】感想
隠していた性欲の裏の部分が開かれてからの村西の快進撃は、すさまじくパワフルでした。人は周りに合わせて自分を抑え込んでいることが多いですが、思うようにならないとき、その人の本来の個性を発揮してこそ、自分らしく生き生きと生きられるのかもしれませんね。
全くうだつの上がらないときも、注力すべき点をひとつ見つけて、そこを徹底していくことが近道なのではと感じました。
村西(山田孝之)、トシ(満島真之介)、川田(玉山鉄二)の振り切った演技は、素晴らしかったです。下衆な感じもやりにくいだろうエロの部分も、投げこみが抜群で、村西・トシ・川田にしか見えなかったです。全員が別人でした。
ほかのキャストも脇役の名前がない役に至るまで、ばっちりとキャラが立っていて、とても面白かったです。
警部の武井(リリー・フランキー)は普通じゃないにおいを醸し出していて、今後どんな立ち振る舞いをして村西に向かってくるのか、わくわくします。
『全裸監督』【第2話】まとめ
快進撃に元気をもらえる話です。自分をさらけ出して生きていくこと、自分らしく生きること、大切にしていくべきだなと思いました。
信念をもって開拓していく力強さを感じる第二話なので、もやもやしているとき観るのに最適かもしれません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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