『FOLLOWERS』【第9話最終回 Follower フォロワー】あらすじ・キャスト・感想・まとめ

ドラマ

 東京で闘う女たちの姿を鮮やかに描いた、蜷川実花のNetflix完全オリジナルシリーズの人間ドラマです。

 困難を乗り越えて、今まで以上に信念が強くはっきりとしてくる彼女たちですが、またしても新たな大波が、それぞれのもとにやってきます。

 その荒波をどう乗り越えていくのでしょうか。

『FOLLOWERS』【第9話 Follower フォロワー】のあらすじ・キャスト・感想をまとめてみました。

(トップ画像公式ページより)

↓↓ 『FOLLOWERS』【第9話 Follower フォロワー】のあらすじ・キャスト・感想をまとめ↓↓

『FOLLOWERS』【第9話最終回 Follower フォロワー】あらすじ(ネタバレ)

 海外ロケ中にリミの息子(トワ)が水疱瘡になり、再度長谷川の撮影をキャンセルすることになっってしまったリミは、長谷川のところに謝りに行きます。

 しかしそこで言われたのは、求めているのは私の会社にちゃんと向き合ってくれる人で、片手間にやってほしくないということでした。子育ても片手間育児だと可哀そうよと言われ、長谷川の方から手を切られてしまいました。

 ショックを受けるリミは、仕事を辞めようかと一瞬考えていると、エリコの息子である類に、「母親がいつもそばにいなくても寂しいと思ったことはない、バリバリ働く母親ってかっこいいよ」っと言われます。そうしてまた仕事も子育ても、両方頑張ることを心に決めるのでした。

 あかねは事務所を辞め、sayoとふたりで再出発することにしました。うまくいっていた隣の部屋の和田とは価値観が合わずに離れてしまいますが、sayoとの再始動はうまくいき、sayoの新曲はどんどん売れて成功したのです。

 なつめは時間切れで、せっかくヒラクと作った作品はコンテストに出せませんでしたが、SNSでそれを発信することにすると、再生回数はぐんぐん伸びていくのでした。

 それを見ていたなつめは、あることを思いつきます。タランティーノ監督の来日の時に、その作品を本人に渡そうというのです。奮闘の末になんとか渡すことができ、それを観た監督はなつめたちをオーディションに呼び、なつめはハリウッドで撮影をすることになります。

 そしてそのなつめのインタビュー写真を、リミが撮ることになり、ふたりはそこで再会するのでした。

『FOLLOWERS』【第9話最終回 Follower フォロワー】キャスト紹介

2020年2月27日配信開始。

第9話〔最終回〕:41分

【監督】蜷川実花

【キャスト】奈良リミ(中谷美紀)

【キャスト】百田なつめ(池田エライザ)

【キャスト】田嶌エリコ(夏木マリ)

【キャスト】群青あかね(板谷由夏)

【キャスト】ゆる子(金子ノブアキ)

【キャスト】ヒラク(上杉柊平)

【キャスト】季生(笠松将)

『FOLLOWERS』【第9話最終回 Follower フォロワー】感想

 最終話まで観て、全体的に女性目線から仕事や子育てをみた作品になっていたと思います。蜷川実花ワールドの中で、スタイリッシュに都会で力強く生きる、女たちのかっこいい生き様を見せてもらいました。

 そしてところどころに入ってくる、生き様を写したような絵はとても印象的でした。一番最後に、リミ・エリコ・あかね・ゆる子・なつめの5人の写真を入れ込んでほしかったです。個人的にはエリコが好きです。彼女のようにどんな自分も受け入れて、かっこよく生きたいですね。

 いろんな価値観があり、強く尖ったものもあったので、賛否両論な部分もあるかもしれませんが、大体のこことは前に伏線があって、やりきれないが強く生きようとする女の想いがあることを、キャッチしていただけるといいのではと思いました。

 性別に関係なく、自分らしく堂々と生きることは、簡単なようでそうでないことが多いです。きっとここでの登場人物は、自分の心の声をちゃんと聴いて、それにまっすぐに生きているからかっこいいのだと思います。

 少しでも多くの人がそのことに気づいて、生き生きと彼女たちのように、自分らしく生きていってほしいと私も願っています。自分の最高のフォロワーは自分です。この言葉通り私も彼女たちのようになれるように自分を信じ、つかみ取るまで闘い続けていこうと決めました。

『FOLLOWERS』【第9話最終回 Follower フォロワー】まとめ

 まさに日本版『Sex and the City』のような、この『FOLLOWERS』。

 女性たちが東京で自分らしく生きるために、闘っている姿を堪能することができる作品でした。

 背中を押してくれてり、ハッと気づかせてくれたり、知らなかった美しく生きる秘訣を教えてくれたり、今を懸命に生きようとする者へ、メッセージがたくさん込められていました。

 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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