ドラマ「きのう何食べた？」第10話あらすじやみどころ感想・キャスト紹介まとめ

指輪も購入しお互いの大切さにも気づかされた中年ゲイカップルのシロさんとケンジ。

前回の詳しいあらすじをもっと見たい方はコチラをご覧くださいね。

今回は第10話についてあらすじやみどころをまとめていきたいと思います！

「きのう何食べた？」第10話あらすじ

ケンジは店長から、妻が働き始めるため美容室の2階をエステルームに改装する話をされます。

ケンジは店長の奥さんの人柄を知っているため、応援すると賛成するのでした。

翌朝、シロさんは昨日届いていた1通の郵便物をケンジに渡します。

するとケンジは自分の父親は、千葉で生活保護を受けていることをシロさんに話すのです。

そしてもともと実家は埼玉だけれど、自分が物心ついた時には千葉で別の女を作り、たまに家にやってきては暴力をふるう父親だったとシロさんに話します。

シロさんはその話を優しいまなざしで聞いているのでした。

仕事へ出かけたケンジは、店長の妻と、浮気相手であるお客さんが親しげに話しているようすを見ていることができず、店長と一緒に2階へと行きます。

そして店長に「この職場耐えられるの～？」とあきれるのでした。

夜。

シロさんは小日向から飲み会の連絡を貰います。ケンジはその様子を見ながら、「ワタルなしでの食事会って大丈夫なの？」とシロさんに話しますが、シロさんは「いつもどうり、ワタルの愚痴だろう」とケンジに答えるのでした。

ケンジは仕事先で、店長の妻から「大事な人に絶対に浮気されちゃだめよ」と言われ、奥さんが店長の浮気に気が付いていると感じるのでした。

ケンジは家に帰ると、何やら嬉しそうにしているシロさんの姿を見ます。

そして小日向との飲み会の日、職場の改装用事が出来てしまった為、飲み会にはいけないとシロさんに言います。それを聞いたシロさんは、じゃあ小日向と2人で行ってくると言いますが、ケンジは2人での飲み会はやめてほしいとシロさんにお願いします。

シロさんは小日向とは何もないと言いますが、ケンジは100％何もないなんてことはありえないと自分の中で抱えていた想いをシロさんに話すのでした。

ケンジの熱い想いを聞いたシロさんは、その場で小日向に電話をし飲み会を断るのでした。

2人で餃子を作ろうとしますが、その前にシロさんはケンジの様子が変だったため理由を聞くと、ケンジは店長の家がごたついていることと、シロさんがさっき嬉しそうに見ていた「バックは小日向からもらったんでしょ」と聞くと、それは佳代子からもらったものだとケンジに話すのでした。

それを聞いてケンジは安堵するのでした。

翌朝、お店の改装工事でケンジが休みの為、久しぶりに休みが重なった2人。

シロさんは「休日のブランチだ！」と張り切り、料理を作り始めるのでした。

ケンジは部屋の掃除に行った際に、シロさんの部屋から三輪まみの水着ポスターが出てきてシロさんを問い詰めますが、シロさんがクレープを作っているから手伝えと誘うと、ポスターを投げ捨てて一緒にクレープづくりをするのでした。

完成したクレープに、ビールを合わせて飲む2人は笑顔に満溢れているのでした。

ケンジがシロさんに、小日向との飲み会をやめてほしいとお願いするシーンは見どころです。

ケンジの感情が爆発し、その思いをくみ取って行動するシロさんも素敵でした！

不安になっているなら、自分の想いを素直に相手にぶつけることが一番だなと思わされること間違いなしです。

そして物語終盤に、小さい時ケンジがお父さんに面と向かって話したことを思い出したシーンもよかったです。つらい過去を持っているケンジが、昔のことを思い出せたのも、おいしいごはんとシロさんと一緒に過ごすことができているからではないのかなと思いました。

10話では、シロさんのことを大切に思うケンジが、自分の中にあった想いをシロさんにぶつけるシーンがよかったです！

自分が過去に浮気をしてしまったことも含めての気持ちを伝えたからこそ、その思いがシロさんに響いたのかなと思います。

本当に手放したくないものがあるなら、思っているだけでなく、気持ちを言葉にして相手に伝えることが大事なんだなと思いました。