『100万円の女たち』8話あらすじ、キャスト紹介や感想・評価まとめ

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こんにちは!

今回はドラマ・『100万円の女たち』第8話を紹介します。

7話では、奈々果が何者かによって殺害されてしまいました。

この第8話では、「誰が、何のために?」という謎に、美波が挑みます。

 

『100万円の女たち』7話あらすじ、キャスト紹介や感想・評価まとめ
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『100万円の女たち』の主な登場人物

 

道間 慎:野田洋次郎

売れない小説家。

ある日突然現れた5人の美女と、同居することになってしまう。

 

白川美波:福島リラ

何故か家の中では全裸で過ごす女、30歳。

すべてが謎めいている。

 

塚本ひとみ:松井玲奈

読書とヨガが趣味の女、26歳。

慎に好意を持っている?

 

小林佑希:我妻三輪子

おっとりしていて知的欲求が強い女、24歳。

反面、何を考えているのか掴みづらい。

 

鈴村みどり:武田玲奈

生い立ちに謎を秘めた女子高生、17歳。

ある悩みを抱えている。

 

開奈々果:新木優子

独特の雰囲気を持つ、マイペースな女、20歳。

朝の牛乳は欠かせない。

 

 

『100万円の女たち』のあらすじ(ネタバレあり)

 

異常な同居

 

奈々果が何者かに殺害されたことで、同居人たちは警察から事情聴取をされていました。

「奈々果さんが殺された理由について、心当たりはありますか?」と言う警察の質問に、美波は「あれだけ売れていた大女優よ。恨みなんか方々からあるでしょう」と、当然のように答えます。

そして道間は、奈々果がいなくなって改めて思うことがありました。

それは、同居人なのに奈々果について、誰も何も知らないということです。

お互いがお互いのことを語らず、詮索せず、道間と5人の女の同居は成り立っていました。

そんな同居は傍から見て、異常なのかもしれません。

そんな道間が、警察から聞いた奈々果の情報は、「母親が亡くなってから、奈々果には身寄りがなかった」ということだけでした。

そしてその後、奈々果殺害の犯人が出頭します。

犯人は43歳の男で、奈々果の熱狂的なファンでした。

 

大女優・奈々果の死

 

犯人が自首し、事情聴取を終えた5人は、家に戻ることができました。

奈々果がいなくなった部屋には、道間の小説が置かれています。

それを見たひとみに悲しみがこみ上げて来ました。

「なんで奈々果ちゃんが…。」

そして美波は、犯人を許せない気持ちで一杯でした。

その後、道間は犯人らしき人物から送られたFAXを読み返します。

そこには、「本当の償いのはじまりです(笑)」と印刷されていました。

しかし自首した男は、警察で「FAXなんか送っていない」と供述しています。

「じゃあ、いったい誰が?」

疑問を持った美波は、この後独自の人脈で、事件について調査をするのでした。

大女優の訃報は、同居人だけの問題ではありません。

奈々果の死は世間の注目を集め、告別式には多くの有名人など、4000人が参列しました。

そんな中道間の「漂う感情」は、100万部を超える勢いで売れていきます。

しかし奈々果のファンは、道間に「俺たちはお前を絶対に許さない」と罵声を浴びせるのでした。

その日道間は、いつものように買い物へ行きますが、奈々果の大好物の牛乳を見て、辛くなってしまいます。

立ち寄った本屋でも、在りし日の奈々果の映像が流されていて、「もう二度と会えない」という現実を突きつけられる思いでした。

 

奈々果が伝えたかったこと

 

道間が買い物から帰ると、玄関前に大勢のマスコミが群がっていました。

一言も語ろうとしない道間でしたが、そこへ編集者の桜井が現れて、マスコミを追い払います。

この日桜井は、道間に朗報を伝えました。

『漂う感情』を映画化したいとオファーがあったのです。

しかし道間は、その話をあっさり断ります。

「主人公を演じる女優が、もういないんです。」

その夜、道間は奈々果の夢を見ました。

二人がそれぞれの椅子に座って、対面するように話しをしているのです。

奈々果は言いました。

「ミッチーは人には嘘をつけないのに、自分には上手に嘘をついているよね。」

「伝えたいことはちゃんと伝えなよ。死んじゃったら言いたいことも言えなくなるんだから。」

そう言った奈々果は、少し悲しげでした。

それでも最後はいつもの笑顔で、「じゃあね」と言った後、どこかへて消えてしまったのです。

そこで道間は夢から覚めます。

それから道間は、拘置所の父に会いに行き、初めて自分の本音を口にしました。

 

水口の本音

 

その後水口の家へ行った道間は、水口に問います。

「水口さん、どうして中傷のFAXを送って来るんですか?」

水口の母は、真っ直ぐな道間に一瞬ひるみますが、微かに笑って言いました。

「だって卑怯じゃない。勝手に人を殺しておいて、自分は殺して貰えるなんて。」

「自分の息子は、人殺しの父親のおかげで本まで売れているなんて、都合良すぎるわよ。」

水口の母の怒りに、道間は「すみません」と頭を下げました。

道間はこれまでも何となく、水口の母の復讐心を感じていたのです。

最後に水口の母は言いました。

「もうFAXも送らないし、何にもしない。だから、もう来ないで。」

 

犯人に気づく美波

 

その日道間の家では、いつものように皆で夕食をとりました。

しかし、奈々果だけがそこにいないのです。

佑希は言いました。

「信じられません。今でも大あくびで、ミッチーおはようって出てきそうです。」

佑希の言葉に女たちは微笑みますが、美波だけは笑えませんでした。

美波の伝手で調べたところ、自首した犯人は奈々果のファンではなく、奈々果が出演した作品も知らなかったとわかったのです。

自首した男には3000万円の借金がありました。

しかし事件の後、それは完済されていたのです。

美波は更に続けます。

「招待状の送り主が真犯人よ。」

驚いたみどりが、「もしかして、招待状の送り主がわかったんですか?」と質問すると、美波は言いました。

「私を誰だと思っているの?とっくに気づいてたわよ。みんなは知らない方がいい。私に任せて。」

この時美波には、犯人の動機も見えていました。

その動機とは、「奈々果が死んだことで得をした人間がいるということ」だったのです。

それを聞いた道間は言いました。

「一人だけ得をした人間がいる。それは僕だ。」

 

『100万円の女たち』の感想

 

「奈々果殺害の犯人は、招待状の送り主」と美波が推理しました。

このことは同居人たちにとって、とても恐ろしい展開ですね。

きっと真実は、最後の最後まで明かされないと思いますが、「得をするのが自分ではなく道間」という殺害動機なら、「犯人は道間が好き?」と、疑ってしまうかもしれません。

しかし、ひとみもみどりも、そういった臭いがしないという印象です。

「では二人以外の人物が、何故道間のために?」と考えると、犯人像に“異常性”を感じずにはいられませんね。

 

まとめ

 

今回は『100万円の女たち』第8話を紹介しました!

この8話で、「犯人は招待状の送り主」だと目星がつきました。

しかしFAXでは、「本当の償いの始まり」とありますので、今後もっと恐ろしい展開になるという予告が、既にされているのです。

次回は第9話を紹介しますので、興味のある方は本編もご覧になってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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