【海外映画】ジョーカー 概要・キャスト紹介・あらすじ・感想

海外映画

「ジョーカー」概要

大人気DCコミックス「バッドマン」シリーズの悪役、ジョーカーがどのように誕生したかを描いた作品。

原題  :Joker

公開日 :2019年10月4日(日本)

上映時間:2時間2分

監督  :トッド・フィリップス

脚本  :トッド・フィリップス、スコット・シルヴァー

製作  :トッド・フィリップス、ブラッドリー・クーパー、エマ・ティリンガー・コスコフ

「ジョーカー」キャスト紹介

監督:トッド・フィリップス

「ハングオーバー」シリーズを監督し、第67回ゴールデングローブ作品賞を受賞。

製作:ブラッドリー・クーパー

「ハングオーバー」シリーズ、「世界にひとつのプレイブック」、「アメリカン・スナイパー」、「アリー/スター誕生」等数々のヒット作に主演で出演。
俳優のみならず、映画監督・歌手・プロデューサーとしても活躍。

ジョーカー(アーサー・フレック)役:ホアキン・フェニックス

辛い過去により精神的な病気を患っているピエロ役。
「ザ・マスター」、「her/世界でひとつの彼女」、「ビューティフル・デイ」等に出演。
本作「ジョーカー」で自身初となるアカデミー主演男優賞を受賞。

マレー・フランクリン役:ロバート・デ・ニーロ

トーク番組の司会者役。
「ゴッドファーザーPART Ⅱ」、「タクシードライバー」、「アンタッチャブル」、「レナードの朝」、「世界にひとつのプレイブック」等数々の作品に出演。
「レイジング・ブル」でアカデミー主演男優賞、「ゴッドファーザーPART Ⅱ」でアカデミー助演男優賞を受賞。

ソフィー・デュモンド役:ザジー・ビーツ

ジョーカーと同じアパートに住むシングルマザー役。
ライアン・レイノルズ主演「デッドプール2」にも出演。

ペニー・フレック役:フランセス・コンロイ

体が不自由なジョーカーの母親役。

「ジョーカー」あらすじ

1970年代のニューヨークをイメージした、「ゴッサムシティ」という架空の街が舞台となっています。優しい心の持ち主だが孤独なアーサー(ジョーカー)は、意図せずに笑いだしてしまう病気を患いながらも、認知症気味の母を支えようとピエロのメイクをしてコメディアンを目指していました。
トーク番組の司会を務めるマレー・フランクリンを尊敬し、コメディアンとして番組に出演することを夢見ていましたが、トラブル続きで仕事がうまくいかない日々が続きます。
ある日、電車に乗っている時に発作がおきて笑ってしまったためにアーサーは男3人に暴行されてしまい、「護身用に」と同僚からもらった拳銃で彼らを射殺してしまいます。
この事件が、貧困層による復讐だと報道されるようになり、アーサーと同じピエロの仮面をつけた市民による抗議デモが頻発するようになります。
そしてゴッサムシティの市民から注目を集めるようになったアーサーは、心優しい人間から狂気にあふれた人間へと変わっていきます。
何故、「極悪のジョーカー」へと変貌してしまったのか?何が彼の心を崩していってしまったのか?彼が伝えようとしているメッセージとは?そこには衝撃の切ない真実があったのです…。

「ジョーカー」感想

この作品は、あまりに過激的で攻撃的だと言われ、アメリカでは公開前に米軍が動くほど物議を醸していたそう。 ジョーカーを演じるホアキン・フェニックスの演技はまさに”怪演”。
ストーリーの流れの中でジョーカーの笑いの発作がたびたび起こるのですが、その笑い方が少しずつ異なっていて、非常にリアル。社会における「弱者」が笑いものにされる中もがき苦しむ人間が、世間の悪のカリスマへと変貌していく様はとても苦しく悲しいものでした。
現代社会に訴えかける強烈なメッセージが込められた作品となっています。
少し重い内容にはなっていますが、ホアキン・フェニックスの圧倒される演技をぜひ鑑賞してみてください!

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