「インターステラー」大ヒットSF映画 あらすじ・キャスト・感想

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「インターステラー」ってどんな映画?

2014年に公開の「インターステラー」という作品をご存知ですか?「インセプション」「TENET」などを手掛ける鬼才クリストファー・ノーラン監督の作品で、異常気象から砂嵐や植物への疫病などが地球全体に蔓延し、人類滅亡の危機を救うために元宇宙パイロットが、人類が移住する事が出来る惑星を探すため再び宇宙へ飛び立つというSF大作です。クリストファー・ノーラン監督らしい独特な世界観はただのSF映画では済まされない面白さですので、早速ご紹介していきましょう!

「インターステラー」のあらすじ

近未来の地球では、日常的に巨大な砂嵐に見舞われたり、農作物や植物には疫病が発生していた。農作物が枯れ果て、人類は深刻な食料不足を懸念せざるを得ない状況だった。トウモロコシ農場を経営しているクーパー(マシュー・マコノヒー)は、元宇宙パイロットという経歴の持ち主で、義理の父、息子のトム、娘のマーフィー(マーフ)と田舎暮らしをしていました。マーフはクーパーに、本棚から本が何度も落ちてくるのはポルターガイストのせいだと訴えます。マーフのことで学校に呼び出されたクーパーは、学校で教わっている月面着陸の内容は、クーパーが実際に宇宙で見て来たこととは異なると、同級生と口論になり喧嘩になったと聞かされます。

それから数日後、家族で野球場へ出向き、野球観戦をしていたクーパー達は、いつも以上に大きな砂嵐に見舞われ、逃げるように急いで自宅へ戻りました。家の中も砂だらけになっていて、マーフの部屋では、またしても本棚から本が落ちていて、大量の砂が入り込んでいました。その様子を見たクーパーは、本棚から本が落ちたり、砂嵐が起きる現象は重力を使った何者からのメッセージではないかと考えます。クーパーとマーフはその現象からある座標を解読し、座標の示す方へ車で向かいました。座標を目指していくと、やがて行き止まりになり、二人を乗せた車は厳重なバリケードで囲まれた謎の施設に辿り着きました。クーパーがバリケードを破ろうと、ボルトカッターで網を破ろうとした瞬間、激しい光に照らされ二人は身柄を拘束されてしまいます。

目が覚めたクーパーが目にしたものは、秘密組織の様な場所でした。マーフを守ろうと必死になるクーパーですが、通された場所で再会したのは、かつてクーパーが宇宙飛行士時代に仕事を共にしたブランド教授で、その場所は且てのNASAだったのでした。NASAは滅亡の危機に瀕している地球から、人類が移住し、新たに生存することが出来る別の星を探す「ラザロ計画」を進行していたのでした。既に候補とする12の惑星に先行隊を送っていて、三つの惑星のパイロットから移住可能な知らせと思われる信号を受信していました。ブランド教授は移住出来る星かどうか調査を進める為、クーパーにも再びパイロットとして搭乗して欲しいと頼み込みました。クーパーは子供たちの為にも滅亡の危機に瀕している地球から、人類を救うためにパイロットとして宇宙へ行くことを決意しますが、マーフは父との別れに納得出来ないまま、父と娘は離れ離れになってしまいました。クーパーはブランド教授の娘のアメリアや、他のクルーと宇宙へ旅立ちます、そこにはクーパー達の想像を遥かに超えた恐ろしい試練と困難が待ち受けていました。

ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)

元空軍のパイロットで、現在はトウモロコシ農場を経営している。義理の父親と、息子のトム、娘のマーフと4人で暮らしている。過去の栄光から宇宙への憧れが捨てきれないでいる。

アメリア・ブランド(アン・ハサウェイ)

NASAでラザロ計画を進めるブランド教授の娘で、自身もクルーとしてクーパーと共に宇宙船に搭乗し任務を遂行する。

ヒュー・マン(マット・デイモン)

ラザロ計画の先行隊として移住出来る惑星を探すために送り込まれたパイロット。生存信号を発信し続け、クーパー達が救出するが、マン博士の本当の目的とは…?

「インターステラー」感想・まとめ

「ダークナイト」「インセプション」や「TENET(テネット)」のクリストファー・ノーラン監督だけあって、独特の世界観で、最後まで観るものを虜にさせてくれる映画です。

滅亡の危機に瀕している地球の未来を救うため、何としても任務を全うし、必ず戻ってくると約束した家族のために戦う熱い父親の姿は必見です。マシュー・マコノヒーと、マット・デイモンの二人の熱い男がお互いの意見をぶつけ所も今作の見どころです。分かり合えないまま地球に残してきた娘役に、ジェシカ・チャスティン、ブランド教授の娘役にアン・ハサウェイと好感度の高い女優陣が出演し作品を盛り上げてくれていますので、SF作品をあまり観ない女性にもオススメの作品です。

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