今回はNetflixで配信されているオーストラリアドラマ・『グリッチ(シーズン1)』第2話をご紹介します。
第1話では、ヨラーナの墓地に埋葬されている死者が数体蘇り、警官のジェームズと女医のエリーシャが、それに気づき保護するというお話でした。
この第2話では、更に奇妙な蘇生者が現れることになります。
『グリッチ(シーズン1)』の主な登場人物
ジェームズ・ハイエス : パトリック・ブランマル
主人公の警官。
2年前妻ケイトに先立たれ再婚したが、その後妻が蘇り困惑することになる。
エリーシャ・マッケラー : ジェネヴィーヴ・オーライリー
ジェームズに頼まれて、蘇った人々を診察・保護する女医。
ケイト・ウィリス : エマ・ブース
ジェームズの妻で、2年前に他界したが蘇る。
サラ・ハイエス : エミリー・バークレイ
元々ケイトの友人だったが、現在はジェームズの妻。
パトリック・フィッツジェラルド : ネッド・デネヒー
100年以上前に他界したが蘇る。生前は町長。
チャーリー・トンプソン : シーン・キーナン
過去に謎を持つ蘇生者の一人。
カースティ・ダロウ:ハナー・マンソン
過去に謎を持つ蘇生者の一人。
『グリッチ(シーズン1)』第2話のあらすじ(ネタバレあり)
蘇った人々はまったくの健康体でした。
生前乳癌を患っていたケイトは、すっかりその手術跡さえ消えていました。
そんな中、地元高校に全裸の男が現れたと通報が入り、ジェームズが向かいます。
ジェームズはそこにいた男・ジョージと格闘になりますが、何とか男を取り押さえると、診療所へ連れて行きました。
そして保護した蘇生者たちの前で、本当のことを話します。
「君たちは昨夜墓地で発見された。墓穴が外側から掘り起こされたわけじゃない。」
そしてジェームズは、蘇生者の一人・ケイトが自分の妻であることも明かしました。
それを聞いても、ケイト以外の蘇生者たちには、それを信じることができません。
しかし蘇生者の中には、遥か昔に亡くなった人もいたのです。
「チャールズ・トンプソン、君は100年近く前に死んでいる。」
他にもマリアやカースティの情報、そしてカルロが死んだことを伝えたジェームズ。
この後、足を負傷しているカースティを大きな病院へ連れて行くことになるのですが、その途中で事件が起こります。
ジェームズが運転する車には、カースティと付き添いのチャールズが同乗していました。
しかし、突然カースティとチャールズが、目から血を流して苦しみ始めたのです。
それは、町から5~6キロ離れた橋を渡ろうとした時でした。
思えば、カルロが苦しみ出したのも、その場所でした。
そのことに気づいたジェームズは、慌ててその場所から引き返し、診療所へ戻るしかなくなったのです。
その頃診療所には、ジェームズの同僚・ヴィクが訪れていました。
ヴィクは“墓荒らし事件”から、ジェームズの様子がおかしいことに疑惑を抱いていたのです。
診療所にいたエリーシャが何とかヴィクを追い払いますが、その際、ケイトとマリア、そして高校で発見されたジョージは別の部屋に隠れていました。
ヴィクが帰った後、自分の素性が納得できないマリアは、墓石を確認するために墓地へ行きました。
そしてそんなマリアをケイトが追って、外へ出ます。
結局マリアは、墓石に掘られた自分と娘の名前を見つけて、泣きながら途方に暮れてしまいます。
そんなマリアを落ち着かせようと、ケイトはマリアを近くにある自宅へ連れて行きました。
そこはジェームズとケイトが暮らしていた家です。
しかしケイトが隠してあった鍵で家に入ると、そこにあったのはケイトの物ではない洋服。
そして家の中にはジェームズと、ケイトの親友・サラの結婚式の写真があったのです。
動揺するケイト。
その時、外出していたサラが帰宅し、ケイトとマリアは見つからないように、その家を後にしたのです。
一人になりたかったケイトは、マリアから離れてどこかへ歩いて行ってしまいました。
その後マリアから、ケイトがサラのことを知ったと聞いたジェームズは、慌ててケイトを探し出します。
ジェームズとサラが結婚したのは半年前でしたが、サラは第一子を妊娠中で、2週間後が出産予定日でした。
すべてを聞いたサラは、怒りを露わにしながら歩き続けます。
するとあの橋に差し掛かり、やはり目から出血し苦しみ出したのです。
これまでの出来事を一人で抱えきれなくなったジェームズは、思いきってすべてをヴィクに話しました。
しかしヴィクは、ジェームズの話をまったく信じませんでした。
一方、蘇生者たちのことを守ろうと警戒を強めたエリーシャは、全員を連れて、自分の叔母の家だった廃屋に隠れます。
そしてそのことを知らずに自宅へ戻ったジェームズは、現在の妻であるサラにケイトのことを話せずにいました。
ちょうどその頃、署へ戻る途中だったヴィクは、不注意から交通事故を起こしてしまいます。
頭に致命的な傷を負ったヴィク。
しかし数十秒後に彼は目覚め、自力で歩き始めたのです。
『グリッチ(シーズン1)』第2話の感想
ジェームズの再婚を知ったケイトは、そのショックを隠しきれません。
しかも、「自分の親友と・・・」となれば、余計に傷つくのがわかりますよね。
一方のジェームズも、妻に先立たれた後の再婚ですから、悪いことをしたというわけではありません。
今後この三人の複雑な夫婦事情は、いったいどうなってしまうのでしょうか?
泥沼に発展しなければいいのですが、やはり蘇ったケイトが身を引くしかないでしょうね。
そして、蘇生者たちの謎ですが、カルロが灰になってしまった場所では、他の蘇生者も、目から血を流して苦しみ出すという事実がわかりました。
そこから引き返すことで、灰になることを免れることができましたが、依然謎が残ったままで、早く「何故なのか?」が知りたいです。
そして、何と蘇るのは墓からだけではなかった!
この第2話のラストでヴィクが事故に遭いますが、その直後に生き返りましたね。
そうなると、益々謎が深まるばかりです。
まとめ
今回は『グリッチ(シーズン1)』第2話を紹介しました!
蘇生者たちには、生前に様々な事情がありそうです。
「墓から蘇る人々」だけでなく、「死後すぐに蘇生する」ケースもあるという第2話でした。
次回は第3話を紹介します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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