香取慎吾主演の話題作!
ギャンブル中毒の男が再出発を図るも、事態は最悪なものになっていく…。
この記事は「凪待ち」について簡単にまとめています!!
目次
凪待ち 概要・キャスト
「凪待ち」は2019年に公開された作品です。
監督は白石和彌が務めました。
白石和彌は「日本で一番悪い奴ら」「「凶悪」などを手掛けたことでも知られています。
主演を務めたのは「ギャラクシー街道」「The有頂天ホテル」の香取慎吾。
他にも西田尚美、恒松祐里、リリー・フランキー、音尾琢真などが出演しています。
ここからはメインキャストの紹介です!
木之本郁男/香取慎吾
主人公の男。
競輪にハマっており、中毒といえる状況。
パートナーの亜弓その娘の美波と共に川崎から亜弓の故郷である宮城県に移住する。
新しい地で再起を図るも、再びギャンブルにのめり込んでしまう。
昆野亜弓/西田尚美
郁男のパートナー。
故郷の宮城に戻り、病気の父親の面倒を見る。
美波の母親。
昆野美波/恒松祐里
亜弓の娘。
川崎では友人がおらず、不登校だった。
宮城に引っ越してからは学校に行くように。
亜弓と喧嘩して家から出ていき、連絡が取れなくなってしまう。
昆野勝美/吉沢健
亜弓の父親で、美波の祖父。
漁師をしているが、病気で余命わずか。
小野寺修司/リリー・フランキー
勝美の友人で、近所に住んでいる。
勝美の世話を見たり、郁男の仕事を紹介したりと面倒見が良い。
村上竜次/音尾琢真
亜弓の元夫で、美波の父親。
DVが原因で亜弓とは離婚。
その後再婚し、妊婦の妻がいる。
凪待ち あらすじ
木之本郁男は川崎で働いていたが、リストラにより退職することに。競輪が好きで、同僚と競輪場に足を運んでいた。退職を機にパートナーの亜弓の故郷である宮城に移住することに。亜弓の娘である美波とも仲がよく、新しい地で心機一転ギャンブルから離れて再起を図ろうとしていた。
亜弓の父親である勝美は病気のため余命がわずかとなっていた。亜弓が宮城を離れている間は近所に住む小野寺が勝美の面倒をみていた。郁男の宮城での仕事も小野寺が紹介してくれていたのだった。郁男は新しい職場でうまくやっているように見えたが、同僚が競輪の話をしていることを耳にする。近くのノミ屋に連れて行かれ、郁男は再びギャンブルに染まっていく…。
美波は新しい高校に通い、幼馴染の翔太と出会う。翔太が持っていたタバコを没収し家に持ち帰った際に、亜弓にタバコが見つかってしまう。このことがきっかけで亜弓と美波は親子喧嘩をしてしまう。亜弓は美波に手を上げ、美波は家を出ていってしまう。亜弓は連絡が取れなくなった美波を心配し、郁男とともに美波を探しに出る。しかしその途中で美波への接し方について郁男と喧嘩してしまう。耐えられなくなった郁男は亜弓を車から降ろして別行動を取ることに。その後、郁男は美波を見つける。亜弓に連絡を取るよう美波に告げる郁男だったが、電話に出たのは警察だった。亜弓は郁男と別れた後に何者かによって殺されてしまっていた…。
凪待ち みどころ
なんといっても香取慎吾さんの演技ですね。
静かに、しかし迫力のある演技で目が離せません。
ギャンブル中毒のだらしない男を見事に演じていました。
亜弓が殺されてしまいますが、その犯人を探す謎解きのような作品ではありません。
いろいろな出来事を経験した各登場人物の心情を読み解いていく作品だと思います。
特に郁男、美波、勝美の遺族に流れる空気感が重苦しい印象です。
郁男の行く末に目が離せないと思います。
人間のだめな部分が表現されていて生々しく重苦しい作品です。
凪待ち 感想
最初から最後まで重苦しい作品でした。
静かに時間が流れていき、気づいたら鑑賞し終わった印象です。
香取慎吾さんの演技すごかったです。
さすがトップアイドルをやってきただけあるなという存在感でした。
郁男のだらしなさはすごいなと呆れなのか感心なのかよくわからない感情が生まれました。
亜弓を殺した動機などは深く語られないので、そこはなんとなく消化不良という印象。
凪待ち まとめ
いかがでしたか?
人間の汚いところ、怖いところ、きれいなところが詰まった作品だと思います。
謎解きや香取慎吾さんのキラキラを求めている方は、それらの要素はないので注意してください。
この記事を読んだ方が「凪待ち」について興味を持っていただけたら嬉しいです!!
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