ベテラン詐欺師の老人がターゲットにしたのは資産家の女性。
女性の資産を騙し取ろうと近づいていく…。
この記事では「グッドライアー 偽りのゲーム」について簡単にまとめています!
目次
グッドライアー 偽りのゲーム 概要・キャスト
「グッドライアー 偽りのゲーム(原題:The Good Liar)」は2019年に公開されたアメリカ映画です。
原作はニコラス・サールの2016年に発表した小説「おいたる詐欺師」となっています。
監督を務めたのはビル・コンドンというアメリカ人男性。
ビル・コンドンは「美女と野獣」や「グレイテスト・ショーマン」の監督としても知られています。
出演は。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでガンダルフ役を務めたイアン・マッケラン。
「クィーン」でアカデミー主演女優賞を獲得したヘレン・ミレンも出演しています。
この先はメインキャストの紹介です!
ロイ・コートネイ/イアン・マッケラン
ベテラン詐欺師の男。
相棒のヴィンセントと共に詐欺をはたらき、金をだまし取っている。
資産家のベティをターゲットにして近づく。
ベティ・マクリーシュ/ヘレン・ミレン
資産家の女性。
夫に先立たれていたが、ロイと出会う。
ロイのことを信頼し、共に行動するようになる。
ヴィンセント・ハロラン/ジム・カーター
ロイの相棒の詐欺師。
資産の相談役としてロイと共にベティに近づく。
スティーブン/ラッセル・トーヴィー
ベティの孫。
大学院生。
ベティに近づくロイに不信感を抱き、警戒している。
グッドライアー 偽りのゲーム あらすじ
年老いた男女が出会い系サイトに登録していた。女性の方はワインを飲みながら「飲酒しない」の項目にチェックをつければ、男性の方もタバコを吸いながら「非喫煙」の項目にチェックを付ける。二人は実際に合う約束をしてレストランで待ち合わせることに。お互いサイトには偽名を使っていたことを告白する。男性はロイと名乗り、女性はベティと名乗る。お互いの家庭事情を話したりと二人は意気投合した様子。その後別れることになり、ベティは孫のスティーブンが迎えに来ていた。ロイはベティを見送ってからタクシーに乗り込んでいく。
ベティを別れた足でストリップクラブに向かうロイ。そこで待ち合わせていたのはヴィンセントという男と、投資家である二人の男性。ロイとヴィンセントは投資家たちにうまい話があると提案していく。ロイの正体はベテランの詐欺師で、ヴィンセントはロイの相棒だった。4人はロシア人の投資家と会い、投資に関する取引をする。しかし取引の途中でロシア人投資家を怒らせてしまう。交渉は破断に終わると思われたが、ロイたちは出資額を倍にするという条件で取引は成立。その場で全員が口座に入金する。
ロシア人投資家との取引が終わったそのとき、警察が現れる。焦った一同は逃げようとするが、ロイ側の投資家たちはなんとか逃げることに成功したが、ロイとヴィンセントは逃げ遅れてしまう。警察が部屋に突入するも余裕の表情のロイ。実は警察は偽物で、ロシア人投資家もロイとグルだった。逃げていった投資家たちの入金額を増やすために芝居をしていたのだった。こうしてロイは大金を騙し取ることに成功する。
その後ロイはベティをターゲットに定めることにする。ロイはデートの途中で膝を痛めていることをベティに告白する。ベティの自宅で食事をした後にベティの孫であるスティーブンがロイを自宅まで送り届ける。ロイが階段を辛そうに登っている姿を見たベティは自分の家に滞在するようロイに提案する。スティーブンは祖母に急に近づいてきたロイを警戒するも、ベティの家に滞在することになったロイだった。もちろんロイの膝が悪いのは演技だった。
こうして徐々にベティの信頼を得ていったロイだったが、家の付近で怪しげな車が張っているのを目撃する。加えて冒頭で騙した投資家も現れる。一方でヴィンセントは投資の相談役としてベティに近づき、ロイの計画を進めていく…。
グッドライアー 偽りのゲーム みどころ
ロイが冒頭でヴィンセントとともに投資家に詐欺を働く場面は圧巻です。
はじめはロシア人投資家を騙すと思っていましたが、実は味方側の投資家がターゲットだとわかったときは感動しました。
このように巧妙な詐欺の手口をベティに対しても働いていくロイに注目です。
ラスト30分は数々の伏線が回収されて、意外な展開になっていきます。
ロイの過去も掘り下げていますが、重要なので最後まで気を抜かずに鑑賞しましょう。
物語全てが鍵になっていて面白かったです。
ロイとベティのゆっくりとした空気感が心地よいです。
ロイは騙す気満々で演技していると思うと、より面白いと感じることができると思います。
グッドライアー 偽りのゲーム 感想
ラストが意外な展開すぎて驚きました。
思い返してみればヒントや伏線が至るところにあったのでそれに気づくことができればもっと楽しいのでは。
ロイの俳優を見たときはダンブルドアっぽいなと感じました。
それがまさかのガンダルフだと分かったときは笑っちゃいました。
ロイもベティも傍から見れば感じの良い老人に感じますよね。
ベテラン俳優の演技力を垣間見たような気がします。
詐欺をテーマにした作品なだけあって、結末もしっかりしたもので物足りなさも感じませんでした。
脚本がいいのだろうかと調べてみたら「ある公爵夫人の生涯」と同じ人でした。
騙し合いの末のどんでん返しを期待している方は若干想像と違うかもしれません。
グッドライアー 偽りのゲーム まとめ
いかがでしたか?
「グッドライアー 偽りのゲーム」について簡単にまとめてみました。
作品内容にしっかりと因果関係があったので、結末には納得できる出来だと思います。
少なくとも鑑賞して後悔することはないと思われます。
この記事を読んだ方が「グッドライアー 偽りのゲーム」に興味を持っていただけたら嬉しいです!!
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