世界中にディスコブームを引き起こした青春映画。
ディスコダンスに熱中する若者の恋と成長を描いた作品で、これがきっかけのひとつとなり「○○フィーバー」という言い回しが生まれました。
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のあらすじ・キャスト・感想(評価)をまとめてみました。
目次
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』概要
公開日:1977年12月14日(アメリカ) / 1978年7月22日(日本)
上映時間:118分
興行収入:2億4000万ドル
配給収入:19億2000万円
原題…Saturday Night Fever
【スタッフ】
監督…ジョン・バダム
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』あらすじ
ペンキ屋で働く19歳のトニーは、土曜日に仲間たちとディスコに行くのを楽しみに、毎日を送っていました。その日の夜はとびきりのオシャレをするトニー。ディスコに行くとトニーは有名人で、彼のダンスに女性陣はメロメロになっていました。
誰もが一緒に踊りたいと思う中いつもと少し違う曲をDJが流したので、トニーは乗れないとDJに文句を言いに行くと、ひとり目立って踊る女性ステファニーの存在を知らされ、目を奪われます。
彼女と目が合ったトニーは次回のコンテストでは彼女と踊りたいと、ステファニーを口説きに行くのでした。
しかし生きている環境が違い過ぎると、釣り合わないことを伝え断るステファニー。それでもトニーはステファニーと踊るとこを諦めず、ダンスで魅了しパートナーとしてコンテストに出場するところへもっていったのです。
ステファニーと練習やコミュニケーションを繰り返すうちに、トニーの中で少しづつ何かが変わりはじめます。これまでの生活を変えていきたい、彼女と本気で一緒に生活していきたいと思うようになり……。
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』キャスト紹介
トニー…ジョン・トラボルタ
高卒でペンキ屋で働く19歳の青年です。ダンスが好きで真剣に取り組んでいます。
ステファニー…カレン・リン・ゴー二イ
芸能関係のエージェンシーで働く女性です。トニーよりも年上。
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』感想(評価)
19歳の青年トニーがとても初々しくて好感度がありました。まだ子供である可愛らしさとイケイケな感じの二面性が良かったです。不良でありながら、相手の心の傷に対しては実に優しくて誠実で、とても魅力あふれるキャラクターでした。
この映画をきっかけにディスコブームが起きたことや、「○○フィーバー」という言葉が日常的に使われるようになったのは納得です。
またこの年代のモテる青年が、年上の女性を好きになるというのもリアル。洋服や髪形にこんなふうにこだわるのも、経験してきた方も多く、共感しやすい部分ではないでしょうか。
青年は自分にないものを求めて、このように成長し大人になっていくという、子供から大人への過渡期を観ることができた映画でした。
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』まとめ
70年代色あふれ同じ空間にいるかのような感覚をくれる、エネルギーに満ちた作品です。
青年の成長物語を存分に楽しめました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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