目次
「パーフェクトワールド」あらすじ
甘くてちょっぴり切ない恋の物語です。
主人公の松坂桃李演じる鮎川樹は、バスケットボールが趣味で恋も友情も楽しむごく普通の男の子です。
しかし大学生の時に事故に遭い、その事故が原因で脊髄を損傷したことで下半身不随の身となってしまいました。
こんな体では大好きだったバスケットボールもできないし恋愛もすることはない、と全てを諦めていたのです。
そんなとき偶然なのか運命であったのか12年ぶりに川奈つぐみと再会します。
川奈つぐみの高校時代の初恋の相手はまさに鮎川樹だったのです。
二人が再会したことで少しずつ二人の心の中に変化が出てきます。
二人は障がいのことも踏まえてお互いのことを大切に思い少しずつ前に歩き出していました。
そんな時二人には様々な大きな壁が立ちはだかるのです。
鮎川君よりもつぐみの側にいたつぐみのことを一途に思い続ける幼馴染の是枝洋貴や鮎川君が自暴自棄になっていたときにずっと隣で励ましてくれた恩人の長沢葵の存在です。
そして息子が障がい者になったことで将来を心配する鮎川の母親文乃や障がいをもつ人を好きになった娘の将来を心配するつぐみの両親や妹の存在です。
二人がお互いのことを想えば想うほど周りとの心は離れていってしまう。
それぞれの思いが交差する中、鮎川君とつぐみはどんな未来を歩んでいくのでしょうか。
「パーフェクトワールド」キャスト紹介
松坂桃李(鮎川樹役)
1988年10月17日
俳優・モデルとしてトップコートに所属
このドラマでは事故により下半身不随の障がいをもつ男性を演じる
山本美月(川奈つぐみ役)
1991年7月18日
女優・ファッションモデルとしてインセントに所属
このドラマでは初恋の相手である鮎川君に恋する女性を演じる
瀬戸康史(是枝洋貴役)
1088年5月18日
俳優としてワタナベエンターテインメントに所属
このドラマではつぐみを一途に想う幼馴染を演じる
松村北斗(渡辺晴人役)
1995年6月18日
俳優・歌手・アイドルとしてジャニーズ事務所に所属
このドラマでは足に障がいをもち、一途にしおりを想う男性を演じる
岡崎紗絵(川奈しおり役)
1995年11月2日
女優・モデルとして「Ray」専属モデルとして活躍
このドラマでは主人公の川奈つぐみの妹を演じる
中村ゆり(長沢葵役)
1982年3月15日
女優としてアルファエージェンシーに所属
このドラマでは鮎川君に密かに恋心を持ちながらも側でいつも支えている女性を演じる
「パーフェクトワールド」感想
穏やかな二人の恋愛模様に涙しそれぞれの思いに感動しました。
そして毎週早く二人が幸せになってほしいなと願う毎日でした。
中途障がいを負った鮎川樹役を演じた松坂桃李くんはどこか悲壮感漂う雰囲気を持っていて女性の母性本能をくすぐってきました。
そして川奈つぐみ役を演じた山本美月ちゃんは可愛らしく心優しい女性で癒し効果抜群です。
そんな二人の恋愛模様はもう本当に素敵でした。
プライベートでもきっとこんな相手を優しく思いやる恋愛をしている想像をしてしまうほど二人の間には穏やかな時が流れていました。
きっと視聴者の皆さんはこんな健気な二人の恋愛をずっと応援していたのでしゃないでしょうか。
相手を思いやるという当たり前のことではありますが難しいことに改めて気づかせてもらいました。
本当の思いやりってもっともっと深いところにあるんだな、と再認識しました。
障がいがあるから、というよりは純粋な二人のラブストーリーを見ている感覚でした。
このドラマの魅力的なところは他にもあります。
それは鮎川君とつぐみの周りにいる二人を支える存在の人たちがいるというところです。
長沢さんが鮎川君のことを好きだったり、是枝君がつぐみのことを好きだったり、晴人がしおりちゃんを一途に想っていたり、とみんなの思いが交差しているこの切なさが魅力でもありました。
それぞれの思いに共感できるからこそ、それぞれの言動に胸が締め付けられるような切ない気持ちになったのです。
このドラマを見ている最中はこちらまで優しく穏やかな気持ちになりました。
甘酸っぱくも人の気持ちを考えることのできる素敵な作品でした。
「パーフェクトワールド」評価
気になるポイントが全くなく心からこの作品を楽しむことができました。
このドラマでは障がい者の普段の何気ない生活を健常者と一緒に過ごしていく日常を見せてくれるのでとても勉強になりました。
私たちが何気なく過ごしている毎日が障がいをもつ人たちにとってはどんなことが不便になっているのかこのドラマではわかりやすく描写してくれていました。
全てを綺麗事だけではなく現実として描いてくれていたところも良かったです。
普段知ることのできない世界観を教えてくれたので何度もハッと気づかされたのです。
途中から障がいをもつことで多くの壁にぶつかり心を閉ざしたところをつぐみの存在がどんどん溶かしていく様子は素敵でした。
漫画から飛田びだしてきたようなそんな可愛らしい二人にいつの間にか夢中でした。
そしてそれぞれの立場の難しさも教えてくれました。
一言で表すことは難しいけれど一人一人が抱える想いというのは他人が簡単に理解することは難しいけどきっと自分がその立場にたっていたらそう考えていただろうな、と思うことばかりです。
それぞれの思いにとても共感しました。
純粋な思いに誰しもが心動かされる作品です。
人の想いに切なくなったり、人の想いにジーンと心温まったり、そんな単純なことではありますが一番大切なことを教えてくれました。
物語のペースはゆっくりと進んでいくのですが、展開は早いのでスローペースに飽きることなく楽しむことができます。
男性陣の出演者もみなさん格好いいので女性のみなさんの目の保養にはたまらないのではないでしょうか。
最後に
甘くてちょっぴり切ない恋。
普段過ごしている視点とは少し違ったところから見ることのできる作品です。
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