ドラマ『僕はどこから』のキャスト・あらすじ・見どころ・感想

ドラマ

今回は2020年1月~3月にテレビ東京で放送された、ドラマ『僕はどこから』をご紹介します。

このドラマの原作は市川マサさんの同名漫画です。

「文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる」という特殊能力を持っている主人公・竹内薫を演じるのは中島裕翔(Hey! Say! JUMP)さん。

そんな薫の能力を知る、元同級生でエリートヤクザの藤原智美を間宮祥太郎さんが熱演しています。

そしてこの二人の再会が、運命を変える物語へと展開していくことになるのですが…

 

『僕はどこから』のキャスト

 

竹内薫  : 中島裕翔

藤原智美 : 間宮祥太郎

藤原千佳 : 上白石萌歌

竹内陽子 : 仙道敦子

井上玲  : 笠松将       

権堂真司 : 音尾琢真

山田龍一 : 高橋努       

駿    : 岡崎体育       

 

『僕はどこから』のあらすじ

 

第1話のあらすじ

小説家志望の竹内薫(中島裕翔)は、アルツハイマーを患っている母・陽子(仙道敦子)を自宅で介護しながら暮らしていました。その日編集社に自作の小説の原稿を持ち込んだ薫でしたが、その評価は散々でした。「流行作家の小説の完コピ、君には君ってものがないのかい?」そう言われた薫は、がっくりと落ち込んでしまいます。実は薫には「文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる」という特殊能力があるのです。しかしこの能力は、裏を返せば「他人の頭で書く」ということで、小説家を志すには致命的な欠点になっていました。

その頃エリートヤクザの藤原智美(間宮祥太郎)は、組長からデカい仕事を任されていました。その仕事とは“替え玉受験で、依頼主は“先生”と呼ばれる人物です。それでも智美は迷わずに言いました。「俺にやらせてください。」この時智美の頭には、元同級生で特殊能力を持っている薫のことが浮かんでいました。智美は部下の権堂(音尾琢真)に命じて妹の千佳(上白石萌歌)に連絡を取ります。その後千佳が薫に接触。薫の特殊能力が健在だと知った智美は、「利用できるものは何でも利用する」と腹を決めるのでした。

その日の夜、薫が目覚めると母・陽子の姿がありません。薫が玄関を開けると、何と陽子は階段から転落して、怪我をしてしまっていました。すぐに病院へ運んだのですが、アルツハイマーを患っている陽子の入院には個室が必要です。しかし入院費用は18万円で、今の薫の貯金ではそれを支払う能力がありません。そんな中、薫が金に困っていることもわかった上で、智美は薫の家を訪ねます。「久しぶりだな、薫。」「智美君、どうしてウチに?」「お前に仕事を頼みたくてな。」

 

第2話のあらすじ

5年前、智美の妹・千佳が失踪した時のことです。大慌ての智美に薫は自分の特殊能力のことを話します。最初は信じなかった智美ですが、薫は千佳の手紙やノートを読んで、千佳の居所を特定することに成功。その時智美は薫の特殊能力に救われたのでした。「お前すげえな、ありがとうな」と智美に言われた薫は、「人気者の藤原君にそう言われると、恐縮しちゃいます」と答えるのでした。

そして現在、部下の権堂に智美は言いました。「わかったか、権堂。こいつは俺の恩人だ。」その後智美の依頼が“替え玉受験”だと知った薫。その仕事の報酬は4000万円で、そのうち薫の報酬は2000万円という条件でした。智美は言います。「薫、こっちの世界はケタが違うぞ。」しかし薫はすぐに返事をすることができませんでした。

そんな中、出版社からも薫に仕事の依頼が来ます。「ある売れっ子作家が大スランプ中なので、君に白羽の矢が立った。」つまりそれは、ゴーストライターの依頼だったのです。どうするべきか決めかねていた薫は、過去の母の日記を書き写し、母の気持ちを探りました。そして「薫ちゃんは作家さんになるの、お母様はそれを守る」という母の気持ちを感じ取った薫。

どうするべきか決心した薫は智美を訪ねます。「僕は腹を決めました。僕は作家になるんです。ゴーストライターではなく作家になるんです。」この日薫は智美の依頼を引き受けると決めたのでした。

 

『僕はどこから』の見どころ

 

このドラマの見どころは、真面目な主人公・薫と、ヤクザである智美の男同士の友情ですね。

薫と智美は高校時代に出会いますが、薫は最初に自分に自信をくれた智美が大好きで、最後まで信じ抜きます。

一方の智美にとっても薫は恩人で、心の中では決して薫を裏切りません。

そのため二人はお互いを守るために闘い、それが故により危険が伴いますが、普段は“ヤワ”な印象の薫が、智美を守るために闘う姿は健気で、その姿勢の変化にも是非注目してください。

そして、脇役たちの演技力と存在感がとても魅力的なので、そこも大きな見どころになっています。

特に権堂役の音尾琢真さん、井上玲役の笠松将さん、駿役の岡崎体育さんは、このドラマでかなりファンが増えたのではないでしょうか?

 

『僕はどこから』の感想

 

このドラマは深夜帯の放送でしたが、オンタイムで毎週欠かさず見ていて、私はかなりハマってしまいました。

それぞれのキャラクターが魅力的だったので、まずキャスティングが素晴らしかったのだと思います。

そして、脚本の素晴らしさも際立っていました。

「セリフに気持ちが溢れている」シビアで繊細な部分と、同時に「クスっと笑わせてくれる」ユーモアが散りばめられているのです。

全11話でしたが、最後の最後まで本当に目が離せないストーリー展開で、「敵の正体は誰?」という謎解きの要素もあり、かなりドキドキさせられました。

 

『僕はどこから』のまとめ

 

今回はドラマ『僕はどこから』をご紹介しました。

ジャニーズファンの方だけでなく、そうでない方にもかなりお勧めの作品です。

全11話ですが、1話30分程なので一気見も可能です。

オンタイムで見られなかった方は、是非一度本編映像をご覧になってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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